2024年4月13日 (土)

安堵の郷のなごりの桜と花まつりハイキング

JRふれあいハイキング

 「安堵の郷のなごりの桜と花まつりハイキング」

2024年4月7日()JR法隆寺駅 改札前 集合 9:30(順次出発)・・12:00  JR 法隆寺駅 流れ解散

参加者 9名 + スタッフ 10名  合計 19

 

参加申し込みの受付をスタートした頃の長期天気予報は雨☔ 桜の開花予想は3月下旬。そんな情報の中で今日を迎えました。お天気は予報がはずれ絶好のハイキング日和。さぁ、桜はどうでしょうか?きっと、いろんな花々に出会える事でしょう。🔜👣 👣 👣


法隆寺駅改札前の集合風景

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改めて見ると屋根瓦など和の趣が・・・法隆寺駅南出口の外観

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天理軽便鉄道跡をたどりハイキングスタート

JR駅ロータリー南にあった軽便鉄道・法隆寺駅東側の遺構

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線路沿いの住宅地の桜に迎えられ

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田園の中に残る遺構   

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「この花 綺麗ね。何かな?」「桃の花みたい」

あとで調べてみました。「照手桃(白)」 樹高90~180㎝

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「さっきのとは違う白い花。これは珍しい桜みたい」

「大島桜」 だと思います。普通は一重咲きですが、突然変異で八重咲きの品種もあるそうです。

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安堵町・木戸池の軽便鉄道橋脚跡 (安堵町文化財指定)

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ピンクの印は土手を繋いだ小さな橋脚のレンガ遺構

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違う角度から。レンガの部分が見えやすいかも。

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「踏まないで。白いタンポポ 💕」「初めて見た。黄色しか知らなかった。」

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布留(天理・石上神宮)への街道 この辺りは水路に囲まれた西安堵環濠集落の名残り。

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荘司家 (安堵町登録有形文化財)   外からのみ見学

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「塀越しに見えるこの紅色のは桃?」

「それは花蘇芳(ハナズオウ)です。」  蘇芳は草木染にも使われるそうです。

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裏庭には樹齢100年とも言われる梅の古木が。ピンクの楕円の部分は折れたまま何年も花も実もつけて頑張っています。まさに「目指せ100歳」のお手本。庭の右にあるのはキウイですよ。(写真はありません)

「すご~い!生命力」 「キウイ!あの果物の?」「出来るんですか?」

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太子道説明板

  太子道を通り広峰神社から善照寺「花まつり」

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広峰神社  参道の傍の枝垂桜 

「綺麗ねぇ!枝垂れは優雅でいいね」 奥の小高い丘が広峰神社です」

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龍華山 善照寺 浄土真宗

「鐘楼」幸運の鐘 「山門」「太鼓楼」

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「花まつり」  住職のお話のあと緋毛氈を通りお参り・甘茶かけ

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六道 (地獄・餓鬼・畜生・人間・天上)を表した緋毛氈

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お釈迦様のお誕生(4月8日)を祝い釈迦誕生仏に甘茶を注ぎかける

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「天上天下唯我独尊 三界は皆苦なり 吾まさにこれを安んずべし」誕生偈

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冨生の松  「想像以上の見事な松だね。」「巨大な盆栽みたいだ。」

樹齢300年を越えた黒松で福井県の富生村から水路で運ばれて来ました。その姿から別名「根上がりの松」とも呼ばれています。株価の値上がりは良いのですが、物価の値上がりは困りますよね。

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「芝桜こんなになったら美しいね。素敵!」

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山並みを指し「あれが二上山・岩橋山・・・標高650m位」

河内長野から来られた女性が「私は登山が好きなんですが、先日は猪が目の前を猛スピードで横切ってビックリ。」「熊に遭遇した人の話も聞きましたよ。」

「そういえば安堵でも昨年は猿が住宅地に現れましたよ。」

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業平道沿いの集落「高安村」の天満宮・・・その昔、村の娘たちは業平の目に留まり連れて行かれぬよう、顔にわざと釜の墨を塗り醜くしたという、いかにもプレイボーイの業平らしい逸話が伝えられています。

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富雄川の西岸にある小さなショーウインドのお店。色々なものがありますが、今回は毛糸編みの可愛い動物などがユニーク。

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黄色印は「駒塚古墳」聖徳太子の愛馬「黒駒」を葬ったと伝えられる前方後円墳。またピンク印は「調子丸古墳」黒駒の轡を取り、太子に仕えていた百済からの渡来人「調子丸(麿)」を埋葬したとの伝承がある円墳。どちらも斑鳩町指定文化財

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上宮(かみや)遺跡公園 平成3年のふるさと創生の公園整備事業で発見された奈良時代の大規模遺跡群跡に作られた歴史公園

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「青空に白い雲、満開の桜。何て素晴らしい景色でしょう。」「うっとり!」

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歌碑めぐり 公園内には五つの歌碑がありますが、写真で撮ったものだけご紹介

 いかるがの さとの をとめは よもすがら きぬはた おれり あきちかみ かも (會津 八一)

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 しなてるや 片岡山に いひにうゑて ふせる旅びとあはれ 親なしに なれなれけめや 

  さす竹の きみはやなき 飯に飢ゑて こやせる旅人 あはれあはれ (聖徳太子)  

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 いかるがや 富の緒川のたえばこそ わがおほきみの み名をわすれめ (拾遺和歌集)

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「あぁ良い汗 かいた。」「暑いくらいだった。」「名残りの桜じゃなく、満開の桜を堪能できた。」

「いろんな花があって、のんびりハイキングが楽しかった。」

「法隆寺しか知らなかったけど、沢山の見どころがあった。」「ありがとう」

「拙いガイドに、おつきあい頂きまして本当にありがとうございました。」

「これをご縁に、ハイキング情報誌などで安堵町を見つけたら是非おいでください。」

「どうかお気をつけてご帰宅ください。」「また、お会いできますように」安堵観光ボランティアの会一同

 

 

 

 

 

 

 

 

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2024年2月19日 (月)

「安堵町から廣瀬神社の砂かけ祭りへ」

JRふれあいハイキング

 「安堵町から廣瀬神社の砂かけ祭りへ」

2024年2月11日() JR法隆寺駅 改札前 受付 9:30  順次出発・・15:00  法隆寺駅 流れ解散

参加者 39名 + スタッフ 10名  合計 49

 

コロナの影響で神社での「神事」は行われていたものの ハイキングは2021年~2023年はお休みしていました。久しぶりに午後2時からの「庭上の儀」見学のコースを設定しました。遠くは福井県など県外からのご参加が多いのには驚きと共に嬉しさで胸が一杯に。

 

いつもながらの受付風景

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上宮遺跡公園 万葉歌碑めぐり   絶好のハイキング日和

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業平道から善照寺へ

本堂拝観のあと、「冨生の松」を眺めながらご住職のお話を。

「由緒あるお寺にお参りさせてもらって、見事な根上がりの松。何て立派なんでしょう!」

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広峰神社 ムクロジ(無患子)

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「これがムクロジ‼ 羽子板の羽根の球って、これだったんですね。」

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太子道を通り飽波神社へと向かう。

「昨年の秋と、これで2回目の参加です。まだまだ田畑が多い町ですね。」

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安堵町の消防・防災訓練棟 を見ながら

「お正月から能登の地震や津波、ビックリしたね。」「現地の人は大変でしょうね。お気の毒に」

「今年はどんな年になるのかな?」「大丈夫。そのために砂かけ祭りに来たんだから」

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八王子神社

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飽波神社

「安久波社・・・って美しい当て字だね。この扁額の字、人間国宝の陶芸家の富本憲吉さんが書いたんだって」

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安堵町歴史民俗資料館

「入館料は? えっ、参加費に含まれてるの。」「灯心のサンプルまでもらったよ」

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「天理軽便鉄道・ラストラン記念日」午後からのイベントに合わせて準備中を見学

「良い日に来たなぁ。これが軽便鉄道のモデルカー。」「可愛いいね」

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「灯りをつけましょ 雪洞に 」 資料館入り口右手の部屋にて

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「時代を感じるね。」「もう今の家ではこんなの置くところが無いよ」

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勤三桜  今年は桜の開花も早いとか。

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極楽寺 ご本尊の阿弥陀如来坐像広島大仏で有名

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本堂   「ご本尊は重要文化財だって。」「こんなに近くで拝観できるなんて素晴らしい」

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境内の梅の花 いい香り   「昔は花と言えば桜より梅だったんだって。どちらも良いね」

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手水鉢の中にも春が   「可愛いね。おしゃれ!」

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昼食タイム 文化観光館「四弁花」

「ゆっくり お昼が食べれて良かったわ」

駐車場のそばには宿泊型体験施設「うぶすなの郷」この建物は 富本憲吉生家

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「高塚」~ 中央公園を通って廣瀬神社へ

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廣瀬神社 今日のメイン会場へ到着

「楽しみにしてました。申し込みの電話の時に「レインコートを」 と言われてたので、ゴーグルなども準備してきました。」

「今は100均などでも売ってるから便利だよ」「防災のグッズにもなるし、僕も持ってきた」

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午前中に神殿で行われる「殿上の儀」・午後2時からは「庭上の儀」いわゆる「砂かけ」のスタート

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本殿前に青竹を4本立て注連縄を張りめぐらせ田んぼに見立て、田人(白装束)牛役(黒装束で消防団はっぴ姿)が田植えや農作業の所作をした後、鋤や鍬で雨を表す砂を参拝者に掛け合い五穀豊穣を祈るお田植祭

参拝者も砂かけ合戦さながらに砂をかけ返し、盛んに掛け合うほど田植えの時期に雨が良く降り豊作になり、降り注ぐ砂に掛かると厄除けになるという奇祭です。

1回5分程度の砂かけが小休止を入れ8回繰り返し行われます

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松苗(田の水口に刺すと害虫や悪水から田を守る。また玄関に刺すと住まいを厄災から守る)

田餅(食べると無業息災で一年が過ごせる)

「松とお餅買った?社務所で売ってたよ。」「私も買ってくるね」

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「レインコート持って来て良かった。砂に掛かって厄除けもしたいけど・・・微妙」

「みんな逃げてたよ。こどもたちは楽しそうだった」

 

駅に向かう帰り道、富雄川の土手道には、もう早咲きの桜が。

「絶対、良い年になるよ!写真もばっちりスマホで撮ったよ」

「日頃の行いが良いからかなぁ(笑)」

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「ガイドさん 資料も見ずに説明するなんてたいしたもんやな。声も大きいし聞き取りやすかった。ありがとう」

「参加費安いなぁ。いろんな所、見せてもろうて。よく言われてる・・おもてなし・・実感しましたよ」

 

過分のお言葉、ありがとうございます。まだまだ未熟ですが、皆様の笑顔が何よりの励みになります。例年より早めの春とは言われていますが、寒の戻りや不安定な気候の日々も多いとか、どうぞ健康第一に春本番をお迎えください。またのお越しをお待ちしております。 安堵観光ボランティアの会 一同

 

 

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2023年12月16日 (土)

JRふれあいハイキング「天理軽便鉄道跡をたどる」

JRふれあいハイキング

「天理軽便鉄道跡をたどる」

令和5年12月10日() JR法隆寺駅改札口前 AM9時~9時30分 集合・順次出発  

PM12時30分 バス・徒歩にて法隆寺駅へ各自選択、スタッフ同行 流れ解散

参加人数 51名(受付参加者 40名+観光ボランティア 11名)

 

改札口前の受付

師走とは思えないほどの暖かい好天に恵まれ 皆さんのお顔も心なしか晴れやか。

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天理軽便鉄道跡 法隆寺駅前近くの遺構(写真下部の中央のレンガ)

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駅近くの住宅地を通り抜け 軽便鉄道跡へ

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斑鳩の田園の中にひっそり残る線路跡をたどります。

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写真左のこんもりとした木々や畑のある丘上の場所が田園の中から坂になって残る鉄道跡。個人の所有地のため通ることはできません。

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木戸池(軽便鉄道橋脚跡) 安堵町文化財指定  

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池の中に残る土手状の途切れた部分が橋脚遺構。写真右手には現在のJR大和路線があり、線路跡が並行していたことが良くわかるポイントです。

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木戸池から橋脚遺構の延長上にある西安堵の集落へと続く小道。ここも線路跡。

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軽便鉄道跡から布留街道へ。この街道沿いの水路に囲まれた西安堵の集落は安堵町唯一の環濠集落

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荘司家(安堵町登録有形文化財)塀の南東かどには石の道標がある(右ほりうじ・左すてん)

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飽波神社(東安堵・西安堵の総氏神)鳥居扁額「安久波社」は安堵町出身の人間国宝第一号・陶芸家富本憲吉が揮毫

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「なもで踊り」雨乞い祈願成就に奉納 奈良県民俗有形文化財指定

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飽波神社前の太子道を北へ。この道が当時の駅前商店街(?)でした。軽便鉄道「大和安堵駅」がありました。

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この白い建物(駅があった場所)に沿って写真奥に続く狭い路地・・・これが線路跡。

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線路跡の路地を抜けると「八王子神社」この辺りは戦国時代安堵城があったと伝えられています。

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紫雲山 極楽寺 聖徳太子建立46か寺の一つ旧常楽寺の衰退後、平安時代に僧恵心僧都源信が夢のお告げにより再興。寺名を極楽寺に改称したと伝えられている。

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本尊「阿弥陀如来像」 重要文化財

「こんなに近くで立派な仏像にお参りできて良かった」

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安堵町歴史民俗資料館(旧・今村邸) 今村氏から寄贈された土地・建物・資料などを町が修復・改装し現在に至る

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「千両の赤い実が素敵」「荷車の車輪とアートみたい」

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「立派なお屋敷だなぁ」「廊下のガラスも古くて、波打ったみいたいで味わいがあるね」

「この欄間のデザインも面白い」

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帝国議会議員の記念写真  今村勤三 

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「子ども11人?奥さんは一人!?」「どの子も立派やなんて凄い」「一人や二人でもややこしいのにな」

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天理軽便鉄道跡のまとめの資料が展示

皆さん興味深く真剣に見入っていらっしゃいました。

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木戸池の橋脚遺構を走る蒸気機関車模型

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天理軽便鉄道に使われていた「傾斜表示具」と「レール」「路線図」

「細いレールやな」「木炭車の時は坂をみんなで押したって!漫画みたい」

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安堵の伝統産業「灯心ひき」の展示物

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「夜なべ仕事って懐かしい言葉」「パートするようになってからは、だんだんに減って来たみたいです」

「このスポンジみたいなんがイ草の中にあるの?」「畳表のイ草とは種類が違いますが、髄と言います」

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裏庭のつわぶきの黄色が目に留まりました。

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「こっち見て!満天星(どうだん)つつじが紅葉して綺麗。」「つわぶきも目立ってるね」

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「この手水鉢面白い形。趣があるね。」「千両もひっそりっとイイ感じ」

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「白壁に南天が映えて友禅みたい」「南天って難を転じるって縁起良いんだって」

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「もう水仙が咲いてる。陽だまりで暖かいんだね」「ここは色んな植物があるね。春は桜も楽しめるし」

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お一人、平端までバスで帰られましたが 殆どの方は法隆寺駅までウォーク。

「お天気も良いし法隆寺見学して行こうかな。」「駅の辺に食べる店ある?」「北側に若竹と言う店があります

「ちょっと、ちょっと、あの背の高い大きな花は何て言うの?みんな知らんって言うねん」「あれは皇帝ダリアです。いっときブームになってあちこちで見かけましたよ。最近は少し減ってきましたが」

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「いい一日やったなぁ。のんびりさせてもろたわ。おおきに」「本当に静かで良い町でした。お世話になりました。」

「こちらこそ有難うございました。ぜひ又、いらしてください。お待ちしております。」「お気をつけてお帰りください。」「2月砂かけ祭り・4月お釈迦さまの花まつりを企画しております。」

「少し早いですが、お元気で佳い新年をお迎えください。」      安堵観光ボランティアの会 一同

                       🚃 🚃 🚃 🚃 🚃









 

 

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2023年10月27日 (金)

「観光ボランティアと歩く・なら」乱世を生きた安堵氏と窪田氏ゆかりの地散策

観光ボランティアと歩く・なら

   「乱世を生きた安堵氏と窪田氏ゆかりの地散策」

令和5年10月21日(土)  JR法隆寺駅改札前8時40分集合・順次出発

12時30分安堵町中央公園にて昼食後 バス・徒歩にて法隆寺駅前流れ解散

参加人数 38名 (受付参加者 30名+観光ボランティア 8名)  

法隆寺改札前にて受付

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大和路線沿いに天理軽便鉄道の線路跡へ・・・

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コスモスと黄金の稲穂を左右に鉄道線路跡の小道をたどる

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安堵町・木戸池の軽便鉄道橋脚跡(町の指定文化財)

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東安堵にある荘司家  町の指定文化財

塀の東南角には下半分が埋まった「右ほり(うし)」「左すてん(しょう)」と刻まれた古い石の道標があります。

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飽波神社鳥居  扁額「安久波社」は安堵町を愛した人間国宝の陶芸家・富本憲吉の揮毫

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例年10月第4日曜日が秋祭り。幕や御神燈が飾られて、今日は宵宮。夜店も並び4時からは奈良県民俗有形文化財に指定された「なもで踊り」の奉納も行われます。

折角ですので拙い一節をお聴きください。「🎵テーン ツクツ テンツクツ テンテン ツクツ テンツクツ 目出度さは 一本エノキのめでたさは もとは黒鉄 中 黄金 枝は白金 枝は白金 すえには 銭がなるとも🎵」 江戸時代からの古文書に記された歌詞です。

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いつもは拝殿からしか見ることが出来ない本殿。今日は近くでお参りできました。写真の皆さん本殿の後ろへ!何があるのでしょう?

「影向石(ようごういし)」その昔、この石に牛頭天王が垂迹(すいじゃく=神や仏が宿るの意味)され三日間、光を放っていたと伝えられています。暗くて写真はうまく映ってませんので悪しからず。

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飽波神社から太子道を北に歩いて行くと広い道から一筋手前に細い路地があります。この路地は天理軽便鉄道が通っていた線路跡です。信じられない道幅ですが写真左側の白い物の場所には安堵駅がありました。

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路地を抜けると、ビックリ‼ 宵宮の神輿の準備が氏子さんたちの手で。

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栴檀(せんだん)の古木に守られて「八王子神社」

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家々の軒には御神燈が掲げられています。

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観光館「四弁花」で小休止。正面奥の建物が富本憲吉生家(現在は料理旅館うぶすなの郷安堵城別館があった地とされる。

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大宝寺 (融通念仏宗)  安堵氏の持庵と伝えられている。

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たわわに実をつけた大きな花梨の木が塀越しに。 

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境内には筒井順慶供養の五輪塔があり、富本家墓所跡の石碑も建っている。

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安堵町観光駐車場で安堵城についての説明。写真奥のこんもりした木立付近は大将軍垣内で先ほどの八王子神社などがあった場所。付近には昔、大将軍と呼ばれた大きな池があり甚八と言う小字名が残る町役場南側の一帯は民俗歴史資料館にかけて、江戸時代初め頃にはまだ安堵城の痕跡の土塁が残っていたそうです。

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歴史民俗資料館  古代米のはざ掛け(はせ掛け)

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ムラサキシキブ

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綿の花

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窪田城   中家住宅 国の重要文化財

二重環濠を持つ美しい造形美の大和棟が特徴の中家。広大な敷地の中のほとんどが重文指定を受け石垣ひとつ、柱一本にも護り継がれた歴史が感じられます。窪田氏の子孫である中家。現在の屋敷は江戸時代創建と推定されますが、窪田氏の居城である窪田城の流れを汲むものです。

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門屋前の堀に掛かる板橋。侵入者を防ぐため中央部が取り外しできる。

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鋭い棘を持つ「からたち」黄色い実がお出迎え。北原白秋・詩集「からたちも秋は実るよ まろい まろい 金の玉だよ」

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母屋の大和棟 左の瓦屋根の上の小屋根は「煙出し」

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勾玉状に並ぶ11の焚口を持つ竈

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長い歴史を感じさせる黒光りする天井・釘一本も使われていない太い梁の造形・竈の煙で竹の天井の害虫が駆除出来る等など先人たちの生活の知恵には頭が下がります。(写真中央の四角い部分が煙出し屋根へとつながっています)

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中家に伝わる二つの梅干しの壺 

445年前(室町幕府から信長の時代への変換期) 255年前(江戸時代・田沼意次老中のころ)

「食べられますか?」「塩と梅だけで漬けてあるので、お味のほうは・・・大切なものですので(笑)」

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中庭の見事なススキ!奥様にお尋ねすると「矢筈(ヤハズ)ススキ葉に鷹の羽に似た斑入りで生け花などに使われるそうです。

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持仏堂 中家のご先祖を祀るお堂。以前は華蔵院と呼ばれ、ご住職が庫裡にお住まいだったそうですが、今は無住。

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「敷地内に自分のお寺が有るなんて凄いな!」「立派だね。」

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右側の茅葺の建物が庫裡

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庫裡の土間から上を見ると屋根の骨組みが良くわかります。

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左下(さげ)大明神社(天神神社)

ご祭神は天津彦彦火瓊瓊杵尊(アマツヒコヒコホノ ニニギノミコト)現在は写真のような小社ですが、大和川改修までは大きな境内地を持った神社でした。筒井氏の氏神として筒井城内で祀られていたものを永正2年に筒井順盛が窪田庄内に勧請した。当時は筒井氏をはじめ、家臣の武士たちが維持していた祭祀を中家が受け継いだと伝えられています。

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馬場塚 窪田地区の水田で囲まれた塚に武田氏家臣の馬場美濃守信房の供養塔として伝わる小型で不完全な五輪塔があります。この石造物によって筒井一族の窪田氏と馬場氏の関わりが想像されます。銘文が彫られた地輪と付随する馬場塚全体が町の文化財に指定されています。

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杵築(きつき)神社 窪田全体の総氏神で窪田大宮と呼ばれ素戔嗚尊が祀られています。平安時代川西町吐田の杵築神社から大和川右岸に勧請され、さらに大和川改修により500mほど北の現地に移転。本殿は創建以来春日式が採用され、現在の本殿は文化年間に奈良春日大社若宮本殿の造営時に旧本殿を拝領したものです。

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杵築神社を後にしてランチタイムの中央公園へ

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中央公園での昼食後、バスで法隆寺駅や平端駅に向かう人達と別れ、徒歩で法隆寺駅までひと頑張り。聖徳太子に見送られて帰路につきました。

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アンケート用紙や会話の中からご参加の皆様のお声を記します。

「のどかで良かった。」「適度な距離で丁度よかった。」

「見学地がコンパクトで少人数の班分けの案内が良かった。」

「丁寧なしっかりした説明が良かった。」「ガイドさんに好感が持てた。」

「家内に無理やり連れ出されたけど、来てみて気持ち良く楽しかった。」

「バスの時刻案内が資料にあったのが助かりました。」

「折角だから法隆寺を見学して帰ります。」

「個人的にグループで来てもガイドしてもらえますか?」

はい、ご連絡お待ちしています。

「安堵城跡が無かったのが、とても残念でした。」

こればかりは私たちガイドも同じ思いですが如何ともし難くて、ごめんなさい。

半日あまりで、行き届かぬことも多々あったことと思います。皆様のお声が励みになります。安堵町のウォークのご案内を見られましたら是非是非ご参加ください。お待ちしております。気候不順な折柄 お風邪などひかれませんようにお元気でお過ごしください。

***** 今後のウォーク予定のお知らせ *****

令和5年12月10日() 「天理軽便鉄道跡をたどる」

令和6年2月11日()  「砂かけまつり」  詳細未定

令和6年4月7日()   「花まつり」    詳細未定

 

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2023年6月 4日 (日)

安堵小学校 中家体験学習 タケノコ収穫と見学

中家体験学習

タケノコ収穫と中家の見学    安堵小学校3年生20名(うち1名欠席)引率の先生2名

令和5年5月26日(金)  午前10時~11時

 

今年は桜をはじめ季節の花々も早く咲きました。例年なら6月になって出てくるタケノコも5月でニョキニョキ。

中家玄関の堀の橋のそばに「からたち」の実がなっていました。ミカン科のこの樹には鋭いとげがあります。春に白い花が咲いて秋には、この実が黄色に熟します。北原白秋作詞の唱歌「からたちの花」が有名です。

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例年なら2クラスですが少子化の影響がこれほどとは・・・正直驚きました。

中庭で中家の歴史を簡単に説明・・・室町時代から続く武士で戦国時代には窪田城という平城がありました。豊臣秀吉の時代に帰農(農民になる)して地域の大庄屋としてリーダー的な役割を果たしました。

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主屋で勾玉状のかまどを見学・・・煙返しの太い梁、煙出しの小屋根に向かって開けられた天井。三和土(たたき)と呼ばれる土間の説明。水害などに備えた11基のかまどの役割など熱心に聞いている生徒たち。

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湯気が出ている鍋には、事前に茹でていたタケノコが。かまどの焚口の火はもう消えかけていますが、興味津々。

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箸でつかんだタケノコ。「もうOKかな?」

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茹で上がったタケノコを紙皿に取り出しました。「ゆっくり見てね。これから皆が収穫するタケノコもお家でお料理してもらってね。」

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中家の奥様に見せてもらう天正時代から伝わる日本最古の梅干しをのぞき込む生徒たち。

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さぁ、タケノコの収穫!注意点とコツを教えてもらう。「あんまり大きいのは固くて美味しくないよ」 「根元をポキッと折るんだよ。足で蹴ってもいいよ」 「ミツバチの巣箱があるから近づかないでね。」

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「足元、気をつけてや!」  「あっ、あそこにも生えてる。すご~い」

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「ヨイショ、ヨイショ。大きいな」  「僕はもうとれたで!」

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「はーい。こっち向いて。」満面の笑顔で先生のカメラに向かってポーズ

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持仏堂の見学・・・「すごいな。中さんとこだけのお寺なん?」

「3500坪のお屋敷の石垣までもが、「国の重要文化財」これは、中家だけのものではなくて、私たちの故郷の宝物でもありますよ。それをみんなで協力して守り続ける気持ちがなにより大切だとおもいます。おとなになってもわすれないでね。」

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庫裡の中・・・「座り流し台」「水屋」「持ち出しかまど」で当時の暮らしの様子。そして天井の空いているところから、屋根の土台の骨組みを見て茅葺の葺き替えの話を聞く。

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裏木戸のそばにある猿猴杉(えんこうすぎ)この細長い枝が手なが猿みたいでしょう!」

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裏木戸を出て中庭に集合。中家のご夫妻やボランティアにお礼のご挨拶「ありがとうございました。」

「さぁ、学校へ帰りますよ。」  みんなのタケノコは車で学校へお届けし、無事に終了。

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タケノコのようにスクスクとお元気なご成長をお祈りいたします。安堵観光ボランティアの会一同

 

 

 

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