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2011年11月

2011年11月28日 (月)

第2回奈良県観光ボランティアガイド研修会

第2回奈良県観光ボランティアガイド研修会が、斑鳩町の「いかるがホール」で開かれました。
安堵観光ボランティアの会からは、7名が参加しました。

9時半開会あいさつのあと、法隆寺の長老・高田良信師の講演がありました。
演題は「法隆寺世界文化遺産への道」です。

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法隆寺が世界文化遺産となったのは、修理で取り外した古材を良く保存していたことが評価されのも理由の一つだそうです。古材まで大事に保管されてきたように、法隆寺は本当に大切に守られてきたことが分かります。

一方、世界文化遺産に登録されたとき、認定書が外務省で止め置かれていて、地元には知らされていなかったことには驚きました。

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午後からは三つのコースに分かれて、エクスカーションでした。
 Aコース:法隆寺見学
 Bコース:斑鳩三塔めぐり
 Cコース:藤の木古墳周辺

安堵観光ボランティアのメンバーは、全員Cコースです。まず昨年オープンしたばかりの斑鳩文化財センターで、藤の木古墳の出土品(橿原考古学研究所が保管)の里帰り展を見学しました。
その後、
藤の木古墳の内部を見学し、実物の石棺を眼の前に見て、感動を新たにしました。

斑鳩町の観光ボランティアの方々が、地元ならではの行き届いたガイドをしてくださったので、見どころたっぷりのエクスカーションでした。

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2011年11月27日 (日)

安堵町産業フェスティバル

今年も安堵町の産業フェスティバルに参加しました。
お守りをかねた天然石ブレスレットの販売をしました。
手作りですから、みなさんに喜んでもらえるようにと格安のお値段にしましたので、大盛況でした。

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またバザーを通じて顔見知りの方々とも楽しく交流することができ、観光ボランティアの会のことも知っていただけて、とてもよかったです。

今回、観光ボランティアの会のマスコット人形“アンナちゃん”がデビューしました。子供たちにも大人気でした。

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「どうして、アンナちゃんと言う名前なの?」
「それは、“安”堵町の案内(“アンナ”い)をするからですよ。」
どうぞ、安堵観光ボランティアの会と“アンナちゃん”をよろしくお願いします。

午後からは安堵町の伝統芸能「なもで踊り」がありました。
今年からはなもで踊り保存会の踊りに加えて、日本民謡・睦(むつみ)の会が唄を生演奏されていて、いっそう臨場感あふれるすばらしいものになりました。

最後は「トミーズ」の漫才に笑い転げて、産業フェスティバルは今年も盛況に終わりました。

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2011年11月14日 (月)

法隆寺の建造物について、ガイド研修会

本日は法隆寺の建築に的をしぼっての現地研修会。
法隆寺といえばこの方、いつもお世話になっております岡村真門さんが講師
です。

9時半から、iセンターで真門先生の簡単な講義。
真門さんが実地に歩いて検証したという、法隆寺の建物のそれぞれの建築年
代がわかる詳しい図表、建物の特徴が一目でわかる写真と解説のついた資料をいただきました(永久保存!)。
これさえあれば百人力、いざ、法隆寺の実地学習にしゅっぱ~つ!!

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法隆寺の中門の柱
私が子供の時学校で、法隆寺の柱の真ん中が膨らんでいるのはエンタシス
いって、古代ギリシアの影響だと習いました。けれど現在では、ギリシアと法隆寺とは関係がなかったことが分かっているということでした。
知らなかった!
それに柱の中に、一本だけ新しい柱があります・・・って。
これも知らなかった! こんど法隆寺へ行かれる人は、探してみてください。わかるかな?

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金堂の妻の部分に注目!(建物の特徴は妻の部分からよく見ることができます。)

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屋根の下の壁面に斜めの材木が見えます。叉首(さす)と言います。ふつうは真っすぐなのに、金堂の叉首(さす)は曲線になっているのも特徴。
それに叉首(さす)の下に窓がある!
いままで何回この建物をみたかも知れないのに、全く気がつきませんでした。

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回廊の上に渡されたカーヴのかかった梁(はり)の並びがずーっと見通せます。虹のように曲線がかかっているので虹梁(こうりょう)と言います。
虹梁(こうりょう)の上に、さっき金堂のところで学習したばかりの斜めの
叉首(さす)がのっています。
お、ちょっとわかるようになった、うれしいな。

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虹梁(こうりょう)がわかったところで、食堂(じきどう)の妻の壁に見える二重の虹梁(こうりょう)です。
なお、鬼がわらの下方、屋根の合わせ目のところにぶら下がっている飾りは
懸魚(げぎょ)といって、棟木(むなぎ)の端をかくす役目をしています。
これは猪目(いのめ)と呼ぶハート形(!)の穴をくりぬいた猪目(いのめ
)懸魚(げぎょ)です。
他にも蕪(かぶら)形や花形などいろいろな形の懸魚(げぎょ)があって、
これを見て歩くだけでも楽しいです。

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最後に、夢殿まで行って、八角形の建物の構造を学びました。

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午前中の短い時間でしたが、中身のぎっしりつまった研修でした。
法隆寺は本当に、どこをとっても何度行っても、学びつくせず語りつくせない
事物の宝庫です。
すばらしいガイドをしてくださった真門さん、ありがとうございました。

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