広島大仏平和祈念式典
広島大仏平和祈念式典
8月6日AM8:00~終日 極楽寺 大仏殿
真夏の陽射しが照りつける中、老若男女が集まり心を込めた式典が催された。
広島の松井一実市長からのメッセージが読み上げられ、遠く隔たった二つの地が思い一つに結ばれた大仏さまのご縁を感じつつ、終戦の年の運命の時間へと。
8時15分 ・・・・・黙祷・・・・・
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戦争を知らない人が増える中、まだ世界中には互いを傷つけ殺し合う国がある。
平和を空気みたいに「有ることが当たり前」そう思ってしまいそうな日常で、ふと顧みれば、日々のニュースは危険が背中合わせだと言うことを教えてくれる。
極楽寺を背負う若き田中住職は読経のあと、広島の2カ所のお寺からの手紙を披露して、この式典の意義を熱く語って下さった。
宗派を問わず手を携え、祈りに込める平和への思い。
未曾有の東日本大震災のあと、訪れた相馬の地で護摩を焚き祈った日、
泣きたい状況にある筈の被災された人々の笑顔に救われた思いがした事・・・。
そんな素晴らしい人の心を今日だけでなく発信し続けたいのだと・・・。
10時~ バイオリン演奏など
終日、読経が厳かに流れた安堵の町。
長い時空を経て安住される広島大仏さま。
その御心は今も日本中を旅されていることでしょう。
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