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2012年11月

2012年11月25日 (日)

安堵町産業フェスティバルに参加しました

11月18日(日)に第21回安堵町産業フェスティバルが開催されました。
安堵観光ボランティアの会も模擬店に参加しました。

今年で4回目です。

5月にあった安堵の里記念ウォークの写真をパネルにして展示しました。

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模擬店も「今年も待ってたよ」と言ってくださる人もいて、盛況でした。

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これからも安堵ボランティアの会をどうぞよろしく!!

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2012年11月22日 (木)

法隆寺の観音さま(現地研修会)

11月1日(木)、岡村真門さんを講師にお招きしてのガイド研修「法隆寺の観音さま」がありました。
早朝の雨もあがり、研修があった午前中は時々眩しいくらいの陽光が降りそそぐ絶好の研修日よりとなりました。

岡村真門氏の講話を聞く

参加者 : 安堵観光ボランティアメンバー 7名   
場所 : 法隆寺iセンター
時間 : 午前9時20分集合


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天気良し、気分良し、入門者の私は遠足のような心持ちで法隆寺iセンターへ。
まずはセンター内で30分ほど、観音さまの基礎知識に加えて“法隆寺の観音さま”について岡村さんの説明を聞いた。

法隆寺には1100体あまりの仏像があり、そのうち観音さまは100体ほどもあるそうだ。


数の多さもさることながら、それがまた時代の流れを追って拝観できるところが素晴らしいとのこと。
興味ある説明にあっという間に時間がたち、さっそく法隆寺へ、観音さま拝観へと出発した。

法隆寺境内では、たくさんの修学旅行の児童に会いました。
おおぜいの修学旅行児童の横を抜けて、静かなたたずまいの西円堂から実地研修だ。
平安時代の千手観音さまがお堂の中にひっそりとたたずんでおられた。
その姿の美しいこと、消えかかった彩色が当時の美しい観音さまを想わせる。

観音さまの信仰は現実的でおもしろい。
はじめ観音さまは人と同じ1つの頭、2本の手だったそうだ。
ところが、願いを聞いてほしい人が増えると、もっと願いを聞いてやろう、もっとたくさん救ってやろうと、千本の手をお備えになったというからありがたい仏さまだ。
実際は千本もつけられないから、左20本、右20本、それに観音さまの胸の前で合わせた2本の手を合わせて42本というのが一般的な千手観音さまらしい。
左右の手のそれぞれ1本につき25本分の救いの力があるという計算で、全部で1000本と勘定するとのこと、そのおおざっぱさは昔の人のおおらかさなのだろう。

法隆寺では、千手観音さまのほか、観音菩薩さまはじめたくさんの観音さまがさまざまな表情で私たちを迎えてくれる。
そのうちのひとつ、観音さまの象徴である懸仏という小さな仏さまが観音さまの頭の所にいらっしゃるのを初めて知った。

また聖霊院には聖徳太子像があって、その聖徳太子像の中には小さな観音菩薩像がおわします。
聖徳太子さまの口の部分に観音さまの目がくるように安置され、私たちの目に見えない隠れたところからもじーっと世の中をみているのだそうだ。
仏さまはこんなにもいろいろな形で存在し、私たち人間を助けてやろうと思っていらっしゃる。
ありがたいことだ。

法隆寺は一つの時代だけでなく幾時代かの仏像が現存し、時代の特徴を見比べることができる。
岡村さんはその一つとして四天王の特徴を示してくれた。
四天王といえば、持国天(東方)、増長天(南方)、広目天(西方)、多聞天(北方)だが、神様が踏みつけている邪鬼の表情もまた歴史の流れを見る上で特徴的だ。
この四天王と邪鬼を見て時代の流れを感じる、これが歴史を学ぶということであると岡村さんは言う。

・ 金堂に安置された日本最古飛鳥時代の四天王と邪鬼。
・ 大講堂に安置された平安時代の四天王と邪鬼。
・ 上御堂に安置された室町時代の四天王と邪鬼。

飛鳥時代の四天王はおおらかな優しいお顔をしており、邪鬼もおっとりした表情だ。
それに比べ、室町時代の四天王は迫力満点のお顔に邪鬼の表情も苦しいそうである。
時代が経過するに従って形相が険しくなってくる。
世相を反映しているのだ。 


とまあ、観音さま以外にも書ききれないほどの説明をいただいた。
それらをどの様に、どの程度、相手の要求に合わせて説明していくか、そのところがガイドの腕である。
上手くなるためには実際に人に話していくことが一番という。
感動を与えるガイドをめざしてほしいと言った岡村さんの言葉を忘れてはいけないと思っている。

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