安堵小学校の中家体験学習2013
6月13日、安堵小学校3年生47人を対象に国重要文化財の中家住宅で、かまど体験と竹の子撮りの校外学習をスタッフ9人で実施。子供達の郷土愛が少しでも育ってくれたらという願いを込めて、今年で9回目になります。例年になく少雨で竹の子(真竹)の姿が少ないのが心配でした。
まず米蔵で環濠住宅の中家の歴史を簡単に説明してから、クラス毎にかまど見学と竹の子採りに分散。中家には、中世武家屋敷で使用した国内最大級の勾玉状のかまどがどっしりと座っています。その内の一つを使い竹の子をゆがいている間に、昔の生活やかまどの働きの説明に耳を傾ける子供達。ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング味の竹の子を試食し、口々に「おいしい!」を連発。
郷土の歴史を伝えることは、観光ガイドの大切な役目……です。
電気もガスも無い昔は、こうして御飯を炊いたのです。
裏の竹やぶでは「缶さがし」の気分で数少ない竹の子の姿を探します。無事全員一本ずつ収穫し、クラス毎に記念撮影。竹の子を大切そうにかかえ、満足そうな顔、顔、顔、みんな良かったね。
竹の子が採れた、その1
竹の子が採れた その2
竹の子が採れた その3
そして仕上げはこの通り
例年の事ながら、地域に貢献出来る重要文化財でありたいという中家の願いがあって、初めて実現するこの活動。感謝感謝です。子供達の満足そうな笑顔を見て、私達もたくさんのエネルギーをもらった一日でした。
(追伸)去年、体験学習に参加した子供の感想文です。今年は送ってくれるかな。
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