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2015年5月31日 (日)

第一回ガイド研修講座

今年も5月25日(月)から、ガイド研修会がスタートしました。

第一回目のテーマは、「新聞の歴史と今村勤三」。
講師は安堵町歴史民俗資料館の橋本紀美館長
場所は歴史民俗資料館です。

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今村勤三と言えば、奈良県の再設置運動のリーダーですが、1887年(明治20年)に奈良県が設置された翌年に「養徳新聞」を発行し、社長となっています。

読み方は「養徳」と書いて「やまと」と読むそうです。

ところで養徳新聞の2号からは現存しているけれど、創刊号は残っていないそうです。

「どこかの古いお家の襖の下張から出てくるとか、ないでしょうかねえ・・・?」と橋本館長。
わずか百年ちょっと前の文書でも、残らないのですね。

けれど奈良県議会の史料に、
「奈良県はできてからまだ日が浅いので、管内に新聞がない。
だから養徳新聞を奈良県の公文式にしてほしい」
という建議が出されていることから、この新聞の発行目的が推察されます。

興味深い史料を使った講義の後、資料館の展示を見学。

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企画展示のタイトルは

 「 今村勤三没90年 「近代奈良の情報化」 -新聞の歴史を中心に 」

今村勤三のとてもリアルな肖像があり、感心しました。

普通は読み捨てにして残らない新聞を丹念に集めて、時代の流れを実感できるのは大変興味深いことでした。

とくに目を引いたのは、「やまと新聞」(第464号)の付録に、天誅組の伴林光平を描いた錦絵がついていたことです。

新聞の付録がこんな錦絵だったなんて!

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改めて史料を学ぶことの楽しさがいっぱい詰まった研修会でした。

次回は
テーマ 「大和川水運と安堵町の社寺」
日時 
6月22日(月)10時~12時
講師 天理大学非常勤講師 吉田栄治郎氏
場所 カルチャーセンター 三階会議室

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コメント

橋本館長のご説明で、奈良の新聞の歴史を身近に感じながら、今村氏はじめ先人たちの心意気が伝わってくるような展示を楽しむことができました。

投稿: ふーちゃん | 2015年6月 1日 (月) 14時17分

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