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2016年6月

2016年6月 9日 (木)

天理軽便鉄道開業100周年 ウォーキング&講演会

今年の春の歴史民俗資料館の特別展示は 「天理軽便鉄道 --開業100年--」。 それの関連企画で、軽便鉄道跡のウォーキングと講演会が、5月29日の日曜日にあり、 観光ボランティアガイドもサポート隊として同行、参加いたしました。 案内と講演会の先生は、柏原市教育委員会の石田成年先生、当日は初夏を思わせる暑さの中、法隆寺から近鉄の平端駅まで、70年前の終戦の年まで走っていた鉄道の記憶を求めて、歩きました。

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現在のJR法隆寺駅南口で集合、先生のご挨拶。

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駅前の現駐在所東側付近にあった 「新法隆寺駅」 を出発。すぐに松の木が目印の用水路に残るレンガ遺構にて。

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斑鳩の田圃の中、JR線と並行して残る線路跡の径を辿る。

富雄川に向かってなだらかな坂になって途中まで残っている。田植えの準備の農家の男性が、「こどもの頃は、木炭車をこの坂で押したんや!」 と話して下さいました。

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JR大和路線が上を通る阿波の高架下のレンガ壁面で、「鉄道建造物におけるレンガの積み方」 を実際に見ながら先生の説明を聞く。

「イギリス積み」 と呼ばれる工法で、レンガの上を向いた広い面には、製造所の刻印があるが、多くは古く磨耗している由。また高架を支える鉄骨にもメーカーの刻印が見られる。

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木戸池に残る築堤。(安堵町指定文化財)

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飽波神社にお参り。

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飽波神社から太子道を通り、安堵駐在所南がわに東西に残る路地 (東へ伸びている様子がわかる) を見ながら、安堵駅をイメージしてみる。

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カルチャーセンターの会議室で、石田先生の講演が始まりました。

皆さん、真剣な眼差しで、メモを取ったり、スライドを見たり、天理軽便鉄道のみならず、日本の近代建築の遺構への熱い思いが伝わって参りました。

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歴史民俗資料館に到着。

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資料館の展示室光景。 軽便鉄道のみならず、灯芯引き、古民具など熱心に、また懐かしそうに見学されていました。

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岡崎川 (高速の北) 辺り。 この辺で、軽便鉄道跡は辿ることが出来なくなります。工業団地 ・高速の建設などで、全く困難な状態とのこと。これから向かう平端へと、頭の中、もしくは古い航空写真などがあれば、架空の線を描けるかも(?) とのお話。

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額田部の「融通寺」にて小休憩させていただく。船墓山古墳のある大念仏の名刹。

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平端へ向かう真っすぐな道路の入り口 (道路の西は工業団地) 当時の細い道のままだそうです。

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額田部駅のあった場所 (現・点滅信号のところ)

平端に向かって左側とのお話しでしたが、参加者の中に82歳の近くの方がいらして 「違う、違う。右側のこの駐車場になってる場所が駅やったんや。」 まだご存知の方がいらっしゃるんですね。

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平端に到着。お天気予報通りに雨がポツポツして来ました。

「皆様お疲れさま、先生、有難うございました。」

最後に参加者のこんな言葉をご紹介しましょう。

「僕はね、こんな行事に参加して良かったなぁ! と思うのは、どんな些細なことでも、新しい発見や収穫があった時なんですよ。今日はレンガ積みのことを色々と知ることが出来ました」

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安堵小学校3年生 窪田体験学習

5月27日、今年も安堵小学校3年生を対象にした、竹の子掘りの中家住宅体験学習の日がやってきました。
といっても、今年は中さんのお家は、30年に一度の茅葺屋根の葺き替え工事の関係で竹林に入れないことになり、そのかわり、ボランティアガイドさんの案内で中家と窪田の探検学習をすることになりました。

普段は何気なく通り過ぎていた身近な景色も、お話しを聞きながら歩いてみると、・・・・・・さあ、どうでしょうか。

1.中家の探検

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中家正面内濠前で、みんなそろっての集合写真、1枚目が1組で、2枚目が2組です。後ろは茅葺屋根工事中の母屋。

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内濠にかかる橋を渡る生徒。
「この橋、外れるんやて。なんで?」  「ここを泳いで渡ったら?」  「監視カメラ無いの?」
現代っ子ですね(笑)

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葺き替えの終わった茅葺屋根の美しい持仏堂の庭で。

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中家の奥さまに皆でお礼のご挨拶。「有難うございました」
「かまど」や「屋根葺き替え」など文化財修復の様子など垣間見る機会となりました。

2.中窪田の杵築神社

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鳥居をくぐりながらレポート板に、「きつき?」 「ひつき?」 「杵築・・・この字、難しいわ。」

仮名書きの生徒も、漢字の生徒もそれぞれ真剣な眼差し。

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十三重層塔の周でりで、この神社が大和川の河川改修工事で中窪田に移築された話を聞く生徒たち。

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杵築神社を後に、思い思いの感想を持って探検を終えたことでしょう。

この3年生たちが誕生した年に植樹岡崎川の桜並木の新緑を見ながら、高塚を経て学校への帰り路。写真では撮ることのできない、会話を少しだけご紹介しましょう。

「聖徳太子って飛鳥時代の人でしょう?」
「織田信長も知ってるね。」
「凄い! 良く知ってるね。」
「お兄ちゃんに教えてもらったんだ。」

この学習を機に、未来の 「観ボラガイド」が誕生しますよう・・・大きな期待が広がった学習ガイドの半日でした。


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そして、無事、安堵小学校に到着。生徒一同 「有難うございました」


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