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2016年8月

2016年8月10日 (水)

夕べの祈りの道ウォーク

「安堵の町は あかりの町」
極楽寺に安置されております「広島大仏」に因み、8月6日には平和祈念式典が行われます
。その前日の5日には、町内の二つのコースをウオーキングしながら集めた「癒しのあかり行灯」を広島大仏に奉納し、夏の夕べのひとときを過ごすイベントを行ないました。 (参加者34名)

*太子道コース(Aコース・5km)
安堵町役場前バス停→善照寺→広峰神社一飽波神社一
天津神社→大宝寺一旧富本憲吉記念館→極楽寺(イベント)

*やすらぎの道コース(Bコース・7km)
かしの木台バス停→杵築神社→常徳寺→中家住宅→子守神社
→妙楽寺→旧富本憲吉記念館→極楽寺(イベント)

このブログでは、Aコースの行程を写真でご紹介しましょう。

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JR法隆寺駅改札付近で‥・連日の猛暑(午後3時の気温36度!)にもかかわらず多数のご参加を頂きました。駅前からバスに乗り各コースのバス停で下車。

Aコースでは安堵町役場の5階から窓越しに、遥かに大和三山や金剛・葛城・二上の山々を展望しました。生憎なことにエアコンが故障。扇風機の風でゴメンナサイ

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善照寺・・・冨生の松や本堂の絵天井。「見事なもんや!」「古いお寺だなあ」熱心にお参りされていました。

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広峰神社‥・ムクロジの実は、まだ熟してない黄緑のものが落ちていました。姿見の井戸では美男子の業平の河内通いに話題が集まり、「毎日、通うのもシンドイで!」「ほんまやなあ」

ご近所のスタッフから「獲れたてのミニトマト」の差し入れが。「美味しい!サプライズや。」「この味は格別だな。」 ご馳走様。

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飽波神社…ここは今夜の「あかりの町」を演出するイベント会場のひとつ。みなさん、その準備の様子を見ておられるのでしょうか。

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天津神社…この神社の神さまは、都が平城京に移されたころ明日香から秋篠川のほとりに来られ、その後、縁あって安堵に来られたとか、飽波神社の前の道標の「水天宮」はこの神社のことです。

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極楽寺…午後5時半ごろ、大粒の雨が。Aコースは極楽寺に到着後でしたが、Bコースは子守神社で雨宿り。その後、イベント会場へ。思い思いに屋台などを楽しみ、帰路は法隆寺駅までバスを利用の方、ガイド引率にてのウオークをされた方、皆さま本当に有難う御座いました。

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最後の写真はイベントが終わり、ウォーキングの方もほとんど帰られた後の「あかりの町、安堵」。来年もまた、この祈りの集いに参加できますことを……。

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2016年8月 1日 (月)

平成28年ガイド研修講座

平成28年度のガイド研修会を次の日程で行いました。

 5月8日(日)  「天理軽便鉄道の歴史」      橋本紀美先生
 6月5日(日)  「安堵氏と窪田氏」         吉田栄治郎先生
 7月3日(日)  「近世大和の農村に残った大和武士の末裔」  同
 7月24日(日) 「杵築神社と馬場塚」    稲熊眞彦氏(杵築神社宮司)

今年は、全ての講座を日曜日に開催、現役世代の方も居られ多くの参加者で盛況でした。


1.天理軽便鉄道の歴史

今年は 「天理軽便鉄道 --開業100年--」で、歴史民俗資料館の特別展示も「天理軽便鉄道」、展示品の貴重な写真や鉄道資料の解説を、いつものように橋本先生に伺いました。

天理軽便鉄道の開業は大正4年で、西暦では1915年、ということは開業100年は去年だったんですが、安堵駅が開設されたのが大正5年で、正確にいうと今年は安堵駅開業100年なんですね。そのこともあってか、安堵の駅の駅前商店街の略地図が資料にありました。

図がそれで安堵駅は町役場近くの交番の東側にあったそうです。お店が沢山あったんですね。飽波神社向かいのタバコ屋さんとその前の理髪店は今もありますね。駅前通りは聖徳太子の太子道、法隆寺-平端の道は近世の歴史街道「布留街道」、ここは古代から続いている安堵の表参道だったんです。


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2、安堵氏と窪田氏

3、近世大和農村に残った大和武士の末裔

うれしいことに歴史ブームで、おまけにお城ブームで姫路城や熊本城や石垣しか残っていない竹田城は誰でも知っているんですが、安堵城窪田城は安堵の人でも歴史の好きな人以外はあまり知られない。

今回のテーマは、東安堵の富本憲吉の生家の富本家(中世の安堵氏)、と窪田の中家(中世の窪田氏)、それぞれの家に伝わる古文書から、大和川のほとりの小さな村に起こった遠い時代の物語を読み解いて、教えてもらえる吉田先生の講座は、あまりにも創作になりすぎた大河ドラマよりはるかに面白い。緻密な古文書の検証が歴史の醍醐味、それが先生の人気の秘密なんでしょう。来年もまた期待しましょうか。

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4.杵築神社と馬場塚

梅雨が明け、夏本番の日曜日、中窪田の杵築神社に集まりました。本日の講師は宮司の稲熊さんで、神社の由来と歴史がテーマ。杵築神社の祭神のスサノオミコトは、「スサブル」と言う言葉からきている神様で、「荒々しいアラブル神様」。その神様の力を借りて、古代の人は荒らぶる川の氾濫を治めようとしたのです。

そして、大和川も昔も今もあばれ川、この窪田大宮の神様もまたアラブル大和川を治めるためにここに居られるとか。昭和35年の大和川の流路変更の時も、窪田の人々とともに、神様もまたここに移ってこられたのでしょう……。

そのあと、新しく綺麗に朱に塗られた本殿に玉串を奉納して、今年の夏の健康を祈願しました。だから、うれしいことにこの夏は元気に過ごせそうです。

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この杵築神社の本殿は、江戸時代に春日若宮の本殿を拝領したもの。奈良に現存する若宮社の拝領神殿の中でも、最も古いものです。

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