JRふれあいハイキング 晩秋の安堵から
12月1日(木)
晩秋の安堵から斑鳩の里を歩く
をテーマにJRハイキングを行いました。
平日で、しかも雨予報のせいかお客様が少なかったです。
でも元気よく法隆寺駅を出発!
JR大和路線に沿うように田んぼの中の道を行くと・・・
ありました!
天理軽便鉄道のレンガ組の遺構です。
安堵町の木戸池に残る天理軽便鉄道の築堤跡。
安堵町のほぼ中心に位置する飽波神社。
神社の前を太子道が通っており、聖徳太子が休憩されたという太子腰掛石が残っています。
この太子腰掛石にりっぱなあずま屋が出来て、今日は自信を持ってお客さんに言えました。
「聖徳太子が明日香から太子道を帰って来られて、
大和川を渡ってほっと安堵された。
だから安堵町なんです」
腰掛石に座った方たちも、ほっと安堵した聖徳太子の気分を味わっていただけたでしょうか?
安堵町歴史民俗資料館。
町の伝統産業である灯芯引きを、保存会の皆さんが実演して見せてくださいました。
簡単そうで、なかなか難しいものです。
安堵町役場5階から、安堵町を俯瞰。
晴れていれば金剛・葛城山から大和三山まで眺望できるのですが、あいにくの曇り空で残念でした。
再び太子道を通って、広峰神社へ。
広峰神社の前で、太子道と業平道が交差します。
広峰神社には「業平姿見の井戸」があります。
在原業平が女の下へ通った高安を目の前にして、身なりを整えたのでしょうか?
「男はしゃあないなあ」
「いやいや、男はこまめやねん」
と冗談が飛び交いました。
善照寺ではご本尊を前にお話を聞きながら、しばし静かなひととき。
安堵町をでて、業平が通ったという高安の天満宮へ。
斑鳩町の上宮遺跡公園で昼食をとり、JR法隆寺駅で解散しました。
天気はあまりよくなかったですが、
「少人数でじっくり説明が聞けて、ステキな時間が過ごせました」
とお客様に喜んでいただけました。
良かったです。
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