太子道探訪ウォーキング
4月9日(日)あいにく朝から雨でしたが、それでもこの安堵観光ボランティアの会と三宅ボランティアガイドの会合同の太子道探訪ウォーキングに37名の参加者がありました。
参加者の方の「良いコースなんで、楽しみにきました」との一言で、良かった!とホッとしました。
法隆寺駅を出発して田んぼの中の小道を行くと、天理軽便鉄道の土台のレンガ積みの跡が残っています。
安堵町のほぼ中央に位置する飽波神社。
太子道に面していて、聖徳太子が斑鳩宮へ通われた途中に休憩されたという聖徳太子腰掛の石があります。
拝殿の中には江戸時代から伝わるなもで踊りの絵馬が残っています。
安堵町歴史民俗資料館では今年度の安堵町指定文化財になった阿弥陀十一尊来迎図が展示されています。
そして中庭の勤三桜が咲き始めていました!
開花宣言が出たばかりで咲き始めですが、見れて良かったです。
岡崎川の桜並木は満開です。
突然田んぼの中に落穂ひろいの人たちが出現!
これはオブジェ『案山子』制作展示実行委員会の人たちが作ったかかしです。
「えー、あのタンチョウヅル、生きてるんですか?」
「うーん、死んでるんと違う?」
という会話が・・・。
そうですねえ、あれは生きているとか死んでいるとか、そういうもんじゃないんです。
しいていえば、造られているというか・・・。
国の重要文化財・中家住宅。
2年にわたる茅葺屋根の葺き替えがやっと終わって、記念切手にもなった美しい大和棟をみることができるようになりました。
田んぼの中にポツンと建った油掛地蔵。
川沿いに菜の花と桜が競演する道を歩きます。
桜に目を奪われ勝ちですが、足元に野の花も咲いていますよ。
最近は目にすることも多くなった白いタンポポです。
昼食場所の面塚の桜も満開です。
三宅町に入りました。
忍性菩薩生誕地の記念碑の前で、三宅町ボランティアガイドの会制作の紙芝居、「忍性の生涯と業績」が語られます。
太子道の途上にある伴堂杵築神社。
名人丹波の佐吉作の狛犬が有名です。
三宅町ボランティアガイドの会のメンバーが、華やかな天平の舞でおもてなし。
天平時代にひとときタイムスリップし、参加者の方々にとても喜んでいただきました。
黒田駅に着きました。
ここでも桜がお見送りです。
今回のハイキングは本当に桜を堪能できたハイキングでした。
| 固定リンク
「JRふれあいハイキング」カテゴリの記事
- 「観光ボランティアと歩く・なら」乱世を生きた安堵氏と窪田氏ゆかりの地散策(2023.10.27)
- JRふれあいハイキング 安堵の里と大和川の道を歩く(2022.12.11)
- JRふれあいハイキング 「斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く」(2022.03.31)
- JRふれあいハイキング 晩秋の斑鳩から安堵町へ(2021.12.10)
- JRふれあいハイキング 斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く(2021.04.01)
コメント
受付など後方支援で全行程を共に歩くことの出来なかったスタッフ。
でも、このブログを見たら一緒に桜を堪能した気分になれたかな?!
テレビでの名司会者、故 小川宏氏の色紙に「茶の間には 映らぬ人の 汗の数」 と言う言葉が有ります。皆で助け合って・・・これからも一歩ずつ前進!
投稿: ふーちゃん | 2017年4月13日 (木) 16時01分