JRふれあいハイキング 斑鳩から安堵へ聖徳太子の道を歩く
JRふれあいハイキング
斑鳩から安堵へ 聖徳太子の道を歩く
令和2年9月26日(土)午前9時~9時半 JR法隆寺駅改札前 受付➡午後3時 JR大和小泉駅 解散予定
参加人数 51名 (入館希望者 31名・ウォークのみ 20名) 及び スタッフ 11名
JR法隆寺駅改札前 受付
コロナでいろいろな活動が制限される中 少し不安もありましたが、ようやくJRハイキングを再開することができました。
時節柄 何人の方にご参加頂けるか?体温測定など手さぐりのコロナ対策をしながらの受付で ご迷惑をおかけしましたが、片手をあげて「来たで!」とリピーターの方、「問い合わせの電話をしても中止が多い中で、『実施します。』と言う返答が嬉しかった」とのご参加者のお声に、スタッフ一同思わず笑顔が。
天理軽便鉄道 新法隆寺駅跡近くの遺構
斑鳩の田の中・小さな溝にあるレンガ遺構
溝脇に咲いていた「露草」の青
「天空のドア?」➡ 本当の名前「なんでもドア」
サッシドアメーカー(株)斑鳩 の寺西社長の遊び心で社屋の屋上に設置されたドア。新聞やネットで評判になり驚いていらっしゃるそうです。ドラえもんの「どこでもドア」をヒントに、自分たちには「なんでも作ることができる」と言う社員たちの気概から「なんでもドア」と命名。ドアの一部が天空に向かい少し開いているのが魅力的ですね。
振り返ると屋上の「なんでもドア」が遠くに見えました。
法隆寺を遠望できるポイントから ピンク〇の中、見えるかな?
広峰神社 鳥居と無患子(ムクロジ)の木
「武者絵の絵馬が掛ってる!」薄暗い拝殿を覗きこんだ人の声
参加者の皆さまにプレゼントのストラップ。コロナへのお守りになれば幸いです。
「大切にします!」とのお声も頂きました。
善照寺
冨生の松(根上がり松) 「こんな種類の松が有るんですね。ビックリです!」
本殿を見学 「歴史を感じる古刹だね。」
「見て!絵天井よ。」
飽波神社
正面鳥居の「安久波社」の扁額は 陶芸家(人間国宝)富本憲吉 の揮毫
昭和58年、県の有形民俗文化財に指定された「なもで踊り関係資料」説明
「なもで踊りの歌」披露 「お聴き頂きありがとうございました。」
「テープでは無く 生の歌は心が伝わって良かった!」
安堵町歴史民俗資料館
「わが宿の萩咲きにけり散らぬ間に はや来て見べし奈良の里人」(万葉集)
白い彼岸花 資料館まえの古代米の稲穂の傍に咲いている。赤は例年より遅め。
極楽寺 本殿 ご本尊 重要文化財・阿弥陀如来像
本殿東のお堂には「広島大仏」と呼ばれる阿弥陀如来坐像が安置されている。
案山子公園 聖徳太子像(目線の先は法隆寺)の周りの案山子
芸術の秋! 案山子公園でも人気の額縁からミレーの「落穂ひろい」鑑賞。
中家住宅 正面より門屋及び茅葺屋根の主屋を望む
大和棟と白壁の飾り柱の美しさが日本の民家シリーズ・記念切手にもなっている。
中家奥様が天正時代からの梅干しなどの説明を!
勾玉状のかまど 11基もあるのは珍しいそうです
持仏堂 敷地内にある中家のためのお寺(現在は無住職)
「昔、一度訪れたが、大切に守り継がれた変わらぬ中家の姿に会えて嬉しかった。来て良かった。」
「梅干し・かまど・持仏堂などなど中家のすべてに感動!」と入館された方のお声が心に残りました。
額安寺(かくあんじ) 注:がくあんじではありません
聖徳太子が建立した学問所 熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)が始まり。
「本堂の十一面観音像に残っていた彩色が美しかったのに感動しました。」
推古神社 御祭神 豊御食炊屋姫命(推古天皇)
本殿は全長40mの前方後円墳(推古神社古墳)の上に建てられている。
椎木町の杵築神社
本殿は 檜皮葺きの三間社流れ造りの県指定文化財
本殿脇の「宝蔵の鍵がはずれそうで、盗難にあわないか心配です。」とのお声も頂きました。
光堂寺 杵築神社と同じ敷地にある聖徳太子が草創したと寺伝にあり。
椎木町の出雲寺(右側の〇の屋根)と厳島神社(左側の〇の鳥居)
行程より離れていたので厳島神社の説明を。ご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で神仏融合で弁財天と称されている。9月28日には弁財天祭りが地元の人々により今も行われている。「私ら女は玉垣の中へは、入られへんのよ。」と以前、地元の方から伺ったことがあります。女神さんヤキモチ焼きなのかな?
稲穂が黄金色に垂れる田園の向こうを見ながらつぶやくような参加者のお声。
「大きなお寺や神社より地元の人が大切に守っている小さなお寺や神社の方が好き」
「ハイキング日和でガイドさんの説明付のウォーキングを心から楽しみました。説明なしのウォークが多いので とても嬉しかった」
「コロナ鬱が吹き飛び、気持ちが晴れ晴れ!」
「予定時刻通りに小泉駅に着いたのはさすがだね。行程プログラムもしっかりで安心して参加できるよ」
随所で皆さまの生のお声を耳にして、「思い切って実施して良かった。」 不安が半分だったスタッフ一同の偽らざる気持ちです。「ありがとうございました。」
次回のJRハイキングは12月6日(日)「安堵に残る戦国史跡・筒井順慶の足跡をたどる」
たくさんの方のご参加をお待ちしております。 安堵観光ボランティアの会一同
最近のコメント