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2021年10月

2021年10月30日 (土)

観光ボランティアと歩く・なら

観光ボランティアと歩く・なら  

「安堵町の聖徳太子ゆかりの地をめぐる」

令和3年10月24日() 9:30 集合 JR法隆寺駅改札前  

                          14:30頃 順次解散 JR大和小泉駅

 

コロナも各地で緊急事態宣言が解除される中、久しぶりのウォークを楽しみに予約受付も順調に定員となりました。

いつまでも暑い秋から急激な木枯らし一号が吹き、気温差に身体が順応できず、お天気を心配しつつ当日を迎えました。絶好のウォーク日和です! 

参加者 50名    スタッフ 18名 

ブログ中の会話「」参加者のかた。「」スタッフ

 

JR法隆寺駅 

「おはよう」「おはようございます」予約の皆さま次々に受付へ!

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「1班スタートです。 今日一日よろしくお願いいたします。」

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駅の東踏切そばに建つ廣瀬神社・法隆寺の石碑

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天理軽便鉄道跡を少しだけ辿って。

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田のあぜ道に残るレンガ遺構

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「これ桜だね!」参加者の男性が見つけてくださいました。そう言えば春のような陽差しに皆でホッコリ

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広峰神社  「業平姿見の井戸」

河内姫のもとに通った在原業平の身だしなみ!?

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「お土産のムクロジのストラップ嬉しい」

ムクロジ(無患子)の木立の中に歴史を秘めひっそりと本殿が。この地は聖徳太子ゆかりの飽波蘆垣宮跡との伝承があります。

あそこに実がなっている」「落ちてるこれもムクロジ?」

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龍華山 善照寺  浄土真宗本願寺派

山門前にて観光ボランティア会員のささやかな手作りグッズ(写真黄色い〇)を販売させて頂きました。 お買い求め頂き有難うございました」

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境内の冨生の松 

「見事な根上がり松にミツバチが共生しているのにびっくり」

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夜法会山(ヤップ山) 

陰陽師蘆屋道満 の屋敷跡もしくは墓所と伝えられる

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太子道  

天理軽便鉄道・大和安堵駅跡付近に現在も続く太子道

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飽波神社  

鳥居扁額「安久波社」は人間国宝の陶芸家富本憲吉」が揮毫 

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今日は秋祭り、提灯や幔幕がしつらえられています。コロナ禍で宵宮の「なもで踊り」は中止。

せめて唄でもテーンツクツテンツクツ・・・めでたさは一本榎木のめでたさは もとはくろがね 中こがね 枝は白金 枝は白金 末には銭がなるとも」 🎶

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紫雲山 極楽寺   真言宗寺院

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広島大仏が安置されている西側お堂

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本堂  ご本尊の阿弥陀如来像重要文化財

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高塚  聖徳太子が愛した鷹を埋葬したとも伝えられる円墳。

この地には富本憲吉が景陶板に描写した模様の原風景の栴檀の木がありました。(台風で倒木)

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安堵中央公園  三々五々 ランチタイムを木陰で🍔

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かかし公園 

「全部 かかし?」  「月光仮面だ。懐かしいな」

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「田を燻している煙が案山子にかかり実際の農家の人との見分けがつかず素敵な秋景色でした。」

「稲束を干してあるのを見るのは久しぶり。今でもあるんですね」

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ミレーの「落穂ひろい」「画伯の気分はいかがでしょうか?」

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 法隆寺の方角を向いて立つ高さ12mの聖徳太子像

「色塗ってあるんかと思ったら布の着物やな」

「黒駒も上手に作ってあるなぁ」「手間かかりそうね」

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「見て!白鷺」 「鶴やろ?」 「えーっ!あれも案山子?」

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中家住宅 国の特別文化財の環濠屋敷

11基の勾玉状かまどの上の天井の煙出し部分や手前の煙返しの梁  「太い大きな木。永年使ってるのがわかるね」

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中家の奥様より「天正の梅干し」などをみせて頂く

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内濠を囲む竹林を通り 持仏堂へ

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持仏堂庫裏

「立派なもんだな。掃除ひとつも大変だろうね」

「庫裏には炉がきってありましたね」

「以前は、茶会などもされたそうです」

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熊凝山 額安寺かくあんじ  真言律宗

由来・・・山号は聖徳太子の仏教殿堂・学問所として開いた熊凝精舎に建立された。推古天皇が額の傷の回復を祈願、あと形もなく平癒したことで「額安寺」の名前を賜った。

「今まで『がくあんじ』だと思ってた。『かくあんじ』か!」 

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石蕗(つわぶき)の黄色の花と葉の緑が砂紋に映えて美しい。花言葉は「困難に傷つけられない」

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宝篋印塔(ほうきょういんとう)  逆光の写真が素敵!?  

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鎌倉五輪塔(鎌倉墓)

忍性の骨臓器などが発掘された中世の石造五輪塔8基

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推古神社 

祭神は豊御食炊屋姫命(とよみけかしきやひめ)推古天皇本殿は前方後円墳の後円部上に造営されている。

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額田部窯跡  額安寺の瓦を焼いた平窯の跡

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椎木・杵築神社 本殿・宝蔵は共に奈良県文化財指定

「この辺には杵築神社が多いんですね。」「安堵の地図にもありますね?」

「祭神は素戔嗚尊で杵築には宮や堤防などを造る意味合いがあるそうです」

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光堂寺   真言宗    杵築神社北側に隣接

602年聖徳太子により創建されたと伝えられる。堂宇の中には平安時代の作と推定され、奈良県文化財に指定されている四天王像(持国天・増長天・広目天・多聞天)が祀られている。当日は祈祷の護摩が焚かれており煙で中の様子は見ることができませんでした。

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以上で本日のコースは大和小泉駅までのウォークのみ。出発時にお渡ししたアンケートにご協力を頂き有難うございました。その中から皆さまのご感想をまとめてみました。

「ガイドの説明が良かった。見るだけでは分からないこともあるしね。」

「マスクのせいか少し聞こえにくいこともあった。」

「また、参加したい。文化財・史跡など新しい出会いがあった。」

「安堵町・・・いい町でした。知らないことが沢山あり楽しいウォークでした。」

「いろいろな史跡や寺社があり興味深かった。」

「とても楽しい一日でした。安堵町が大好きになった。」

「一日充実してたけど、後半は疲れて少しハードでした。」

 

「至らぬところも多々あったと思いますが、私たちも楽しい一日を過ごすことができました。皆様のお声を今後の活動の参考にさせて頂きます。」

「コロナもまだ完全終息ではなく心配です。インフルエンザの季節もやって参ります。くれぐれもご自愛のうえ、次の機会にもお会いできたらと存じます。」

「ありがとうございました。」  安堵観光ボランティア一同

 

 

 

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