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2021年12月10日 (金)

JRふれあいハイキング 晩秋の斑鳩から安堵町へ

JRふれあいハイキング 晩秋の斑鳩から安堵町へ

「聖徳太子ゆかりの地と紅葉の竜田公園」

令和3年12月5日()JR王寺駅中央出口 9:30 受付・出発       JR法隆寺駅 14:30到着予定 順次流れ解散 

参加者 20名 (2グループに分ける) スタッフ11名 (午前と午後で担当を引き継ぐ)

 

王寺駅 受付

雪丸も感染予防マスク着用もちろん参加の方の検温・消毒は実施。
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圓通山 融念寺

予定には有りませんでしたが「タモリ」の番組で紹介されていました。事前予約が必要ですので、門前にて少しだけガイドを。平安時代の地蔵菩薩と観音菩薩像は大変立派な仏像です。
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神岳神社(かみおかじんじゃ)

急な坂道と階段を登り三室山中腹の神社へ。延喜式の神名帳に記載がある古代の神奈備としての信仰の地かと推測される。

「暖かくなって来たなぁ。上着を脱ごうか!」

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奉納された数々の絵馬が納められた絵馬堂
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神社拝殿 奥の一段高いところに白壁に囲まれた本殿が有る
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ゆるやかな坂道を登り三室山頂上
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山頂に到着 皆さんスマホカメラで撮影

「わぁ綺麗。向こうに見えるのは信貴山?生駒山ですか?」

「桜の三室山も綺麗だけど 紅葉もいいね」
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竜田公園

紅色の堂山橋の向こうは龍田城跡へと続く道
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「わぁ~大きなドングリ見つけた!」 紅葉の落ち葉をそっと拾い上げたりしながら晩秋を満喫
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色鮮やかな紅葉の木洩れ日のなか、片桐且元の居城跡で歴史のロマンを偲ぶひととき
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龍田神社

龍田大社に対して新宮・龍田神社と呼ばれ、聖徳太子・法隆寺とのゆかりの深い神社。
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境内には「金剛流発祥の地」の碑や県の記念物に指定された蘇鉄の巨樹がある。
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新年のしめ縄作り・・・熟練の技を若いひとに指導・伝授
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真剣な眼差しで小さなしめ縄を作って行く若いひと。見学する方も思わず力が入り、新年に向けての新鮮な気持ちになった。
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藤の木古墳

6世紀後半に築造された直径約50m以上・高さ9mの円墳。国の史跡指定を受け、出土品は国宝に指定された。被葬者については諸説あるが定説はありません。
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斑鳩文化財センター

斑鳩町の貴重な文化財を調査・研究し情報を発信する拠点。建物内の展示ブースは藤の木古墳を内部を模して作られ、出土した副葬品のレプリカが展示されている。玄関脇にある朱塗りの箱みたいな物は古墳内部にあった家型石棺のレプリカ
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・・・・・昼食タイム。ここからは午後の担当者に引き継ぎます・・・・・

 

上宮遺跡公園

平成3年のふるさと創生の公園整備事業で発見された奈良時代の大規模遺跡群跡に作られた歴史公園。
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ガイドの説明を聞く皆さん・・・マスクを着用しソーシャルディスタンスを守っってコロナ対策はバッチリです。
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出土した遺跡についての説明。「整備されていますね。満点星(どうだんつつじ)の赤がとても綺麗。」
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公園内の歌碑のひとつ「ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれなゐに みずくくるとは」詠み人の在原業平は平安時代前期の歌人で六歌仙・三十六歌仙のひとり。美男子の代表格で伊勢物語の主人公と言われています。
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高安天満宮

業平が河内(八尾)高安の姫のところへ通う道筋にある村落。娘たちは業平に連れていかれぬように鍋墨を顔に塗りわざと醜くしたそうです。後の村人たちは業平のことを忘れないよう地名を「高安村」と改めたと伝えられています。ちなみに地区内の富雄川に架かる橋は「業平橋」と名づけられています。
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天満宮へお詣り。願い事は何ですか?
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龍華山 善照寺

応仁元年に創建された浄土真宗本願寺派の寺院。江戸中期に本山から寺号と康雲作の阿弥陀如来像(本尊)が下賜されたと伝えられています。境内の「冨生の松」は根上がりの松とも言われ縁起が良いと商売人などから信仰を集めました。本殿回廊の端にある「半鐘」も秀作とされ、蓮如上人直筆の六字名号(南無阿弥陀仏)は寺宝として保管されています。
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きらびやかな本堂の内陣
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冨生の松   

写真は今年の10月17日の住職継職奉告法要の時。緑の松が色鮮やかな五色の幕や仏旗に映えたいつもとは違う美しさをお届けしたくて、ブログに掲げさせて頂きました。

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広峯神社

聖徳太子とゆかりのある神社で町内の飽波神社の従前地と伝わっています。神社の前を東西に通る道は「業平道」と呼ばれ、鳥居の傍らには「業平姿見の井戸」がひっそりとあります。
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無患子(ムクロジ)の実を拾って見せ合って、ちょっと楽しげ綺麗に掃除された境内に落ちている実はほんの少し・・・。
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太子道    

聖徳太子が往来した斑鳩宮から飛鳥の小墾田宮へと続く約20kmの道。条里制の南北方向の地割りに約20度傾いているので、「筋違道」とも呼ばれている。道沿いには太子ゆかりの伝説が多く残っている。写真左側のとんがり屋根の「安堵こども園」に沿って南(写真奥の建物の方向)へ続く町内の太子道の説明
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ここから後は西安堵環濠を見て・・・と最終の段取りを説明。
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雲が多くなって来ましたが、雨の心配は無さそうです。雲の下に見えるのは金剛・葛城・二上の山並みでしょうか?見る方角で山の景色がちがいますね。
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天理軽便鉄道跡・木戸池遺構

池の周辺の草刈りのお蔭でで、ひっつき虫(雑草の種)の心配もなくフェンスの傍まで近づき遺構を見ることができました。(写真左側フェンスの上)の水面にある堤防。あの上を軽便鉄道が走っていました。途中で途切れた所は小さな鉄橋でした。
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写真はこれで終りです。

 

・・・・・まとめの感想・・・・・ 「赤文字」は参加者のお声

軽便鉄道跡を歩きながらお一人の無口な男性がボソッと漏らした言葉が印象的でした。

「『ドラえもんのどこでもドア』が無くなっている」

「斑鳩(アルミサッシ会社)の屋上に設置された「何でもドア」当時はネットや新聞でも随分話題になりました。いつなくなったのかなぁ?私が気づいたのはひと月ほど前だったような気がしますが。どうしたんでしょうね。

「軽便鉄道の線路跡の様子が変わっている。」

私有地が多いので変化は多いと思う。何回も参加なさっているとおっしゃる方の鋭い気づき。もしかして安堵観光ツアー(?)のファンかも?と思いながら確かめられなかったのが残念。他の方のお声もいくつか ご紹介致します。

「歩くだけでなくガイドさんが詳しく説明してくれて良かった」

「200円の参加費は安い。もう少しアップしても良いのでは!」

「また来ましたよ。これで2回目です。」

「コロナ禍で巣ごもり生活でしたが、紅葉も見られ気分転換が出来ました。」

 

リピターの方もご参加下さり嬉しいことです。背筋を伸ばさなくてはと今更ながらに反省。三歩進んで二歩下がるでも前進しなくては。年末年始を控え新型ウィルスのオミクロン株が国内に侵入。お互いに基本のコロナ対策を実行しながら元気で年を越せますよう。そして来年も笑顔でお会いできる日を楽しみに!ありがとうございました。安堵観光ボランティアの会 一同

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