「安堵町から廣瀬神社の砂かけ祭りへ」
JRふれあいハイキング
「安堵町から廣瀬神社の砂かけ祭りへ」
2024年2月11日(日) JR法隆寺駅 改札前 受付 9:30 順次出発・・15:00 法隆寺駅 流れ解散
参加者 39名 + スタッフ 10名 合計 49名
コロナの影響で神社での「神事」は行われていたものの ハイキングは2021年~2023年はお休みしていました。久しぶりに午後2時からの「庭上の儀」見学のコースを設定しました。遠くは福井県など県外からのご参加が多いのには驚きと共に嬉しさで胸が一杯に。
いつもながらの受付風景
上宮遺跡公園 万葉歌碑めぐり 絶好のハイキング日和
業平道から善照寺へ
本堂拝観のあと、「冨生の松」を眺めながらご住職のお話を。
「由緒あるお寺にお参りさせてもらって、見事な根上がりの松。何て立派なんでしょう!」
広峰神社 ムクロジ(無患子)
「これがムクロジ‼ 羽子板の羽根の球って、これだったんですね。」
太子道を通り飽波神社へと向かう。
「昨年の秋と、これで2回目の参加です。まだまだ田畑が多い町ですね。」
安堵町の消防・防災訓練棟 を見ながら
「お正月から能登の地震や津波、ビックリしたね。」「現地の人は大変でしょうね。お気の毒に」
「今年はどんな年になるのかな?」「大丈夫。そのために砂かけ祭りに来たんだから」
八王子神社
飽波神社
「安久波社・・・って美しい当て字だね。この扁額の字、人間国宝の陶芸家の富本憲吉さんが書いたんだって」
安堵町歴史民俗資料館
「入館料は? えっ、参加費に含まれてるの。」「灯心のサンプルまでもらったよ」
「天理軽便鉄道・ラストラン記念日」午後からのイベントに合わせて準備中を見学
「良い日に来たなぁ。これが軽便鉄道のモデルカー。」「可愛いいね」
「灯りをつけましょ 雪洞に ♪」 資料館入り口右手の部屋にて
「時代を感じるね。」「もう今の家ではこんなの置くところが無いよ」
勤三桜 今年は桜の開花も早いとか。
極楽寺 ご本尊の阿弥陀如来坐像と広島大仏で有名
本堂 「ご本尊は重要文化財だって。」「こんなに近くで拝観できるなんて素晴らしい」
境内の梅の花 いい香り 「昔は花と言えば桜より梅だったんだって。どちらも良いね」
手水鉢の中にも春が 「可愛いね。おしゃれ!」
昼食タイム 文化観光館「四弁花」
「ゆっくり お昼が食べれて良かったわ」
駐車場のそばには宿泊型体験施設「うぶすなの郷」この建物は 富本憲吉生家
「高塚」~ 中央公園を通って廣瀬神社へ
廣瀬神社 今日のメイン会場へ到着
「楽しみにしてました。申し込みの電話の時に「レインコートを」 と言われてたので、ゴーグルなども準備してきました。」
「今は100均などでも売ってるから便利だよ」「防災のグッズにもなるし、僕も持ってきた」
午前中に神殿で行われる「殿上の儀」・午後2時からは「庭上の儀」いわゆる「砂かけ」のスタート
本殿前に青竹を4本立て注連縄を張りめぐらせ田んぼに見立て、田人(白装束)牛役(黒装束で消防団はっぴ姿)が田植えや農作業の所作をした後、鋤や鍬で雨を表す砂を参拝者に掛け合い五穀豊穣を祈るお田植祭。
参拝者も砂かけ合戦さながらに砂をかけ返し、盛んに掛け合うほど田植えの時期に雨が良く降り豊作になり、降り注ぐ砂に掛かると厄除けになるという奇祭です。
1回5分程度の砂かけが小休止を入れ8回繰り返し行われます
松苗(田の水口に刺すと害虫や悪水から田を守る。また玄関に刺すと住まいを厄災から守る)
田餅(食べると無業息災で一年が過ごせる)
「松とお餅買った?社務所で売ってたよ。」「私も買ってくるね」
「レインコート持って来て良かった。砂に掛かって厄除けもしたいけど・・・微妙」
「みんな逃げてたよ。こどもたちは楽しそうだった」
駅に向かう帰り道、富雄川の土手道には、もう早咲きの桜が。
「絶対、良い年になるよ!写真もばっちりスマホで撮ったよ」
「日頃の行いが良いからかなぁ(笑)」
「ガイドさん 資料も見ずに説明するなんてたいしたもんやな。声も大きいし聞き取りやすかった。ありがとう」
「参加費安いなぁ。いろんな所、見せてもろうて。よく言われてる・・おもてなし・・実感しましたよ」
過分のお言葉、ありがとうございます。まだまだ未熟ですが、皆様の笑顔が何よりの励みになります。例年より早めの春とは言われていますが、寒の戻りや不安定な気候の日々も多いとか、どうぞ健康第一に春本番をお迎えください。またのお越しをお待ちしております。 安堵観光ボランティアの会 一同
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