安堵の郷のなごりの桜と花まつりハイキング
JRふれあいハイキング
「安堵の郷のなごりの桜と花まつりハイキング」
2024年4月7日(日)JR法隆寺駅 改札前 集合 9:30(順次出発)・・12:00 JR 法隆寺駅 流れ解散
参加者 9名 + スタッフ 10名 合計 19名
参加申し込みの受付をスタートした頃の長期天気予報は雨☔ 桜の開花予想は3月下旬。そんな情報の中で今日を迎えました。お天気は予報がはずれ絶好のハイキング日和。さぁ、桜はどうでしょうか?きっと、いろんな花々に出会える事でしょう。🔜👣 👣 👣
法隆寺駅改札前の集合風景
改めて見ると屋根瓦など和の趣が・・・法隆寺駅南出口の外観
天理軽便鉄道跡をたどりハイキングスタート
JR駅ロータリー南にあった軽便鉄道・法隆寺駅東側の遺構
線路沿いの住宅地の桜に迎えられ
田園の中に残る遺構
「この花 綺麗ね。何かな?」「桃の花みたい」
あとで調べてみました。「照手桃(白)」 樹高90~180㎝
「さっきのとは違う白い花。これは珍しい桜みたい」
「大島桜」 だと思います。普通は一重咲きですが、突然変異で八重咲きの品種もあるそうです。
安堵町・木戸池の軽便鉄道橋脚跡 (安堵町文化財指定)
ピンクの印は土手を繋いだ小さな橋脚のレンガ遺構
違う角度から。レンガの部分が見えやすいかも。
「踏まないで。白いタンポポ 💕」「初めて見た。黄色しか知らなかった。」
布留(天理・石上神宮)への街道 この辺りは水路に囲まれた西安堵環濠集落の名残り。
荘司家 (安堵町登録有形文化財) 外からのみ見学
「塀越しに見えるこの紅色のは桃?」
「それは花蘇芳(ハナズオウ)です。」 蘇芳は草木染にも使われるそうです。
裏庭には樹齢100年とも言われる梅の古木が。ピンクの楕円の部分は折れたまま何年も花も実もつけて頑張っています。まさに「目指せ100歳」のお手本。庭の右にあるのはキウイですよ。(写真はありません)
「すご~い!生命力」 「キウイ!あの果物の?」「出来るんですか?」
太子道説明板
太子道を通り広峰神社から善照寺「花まつり」へ
広峰神社 参道の傍の枝垂桜
「綺麗ねぇ!枝垂れは優雅でいいね」 「奥の小高い丘が広峰神社です」
龍華山 善照寺 浄土真宗
「鐘楼」幸運の鐘 「山門」「太鼓楼」
「花まつり」 住職のお話のあと緋毛氈を通りお参り・甘茶かけ
六道 (地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)を表した緋毛氈
お釈迦様のお誕生(4月8日)を祝い釈迦誕生仏に甘茶を注ぎかける
「天上天下唯我独尊 三界は皆苦なり 吾まさにこれを安んずべし」誕生偈
冨生の松 「想像以上の見事な松だね。」「巨大な盆栽みたいだ。」
樹齢300年を越えた黒松で福井県の富生村から水路で運ばれて来ました。その姿から別名「根上がりの松」とも呼ばれています。株価の値上がりは良いのですが、物価の値上がりは困りますよね。
「芝桜こんなになったら美しいね。素敵!」
山並みを指し「あれが二上山・岩橋山・・・標高650m位」
河内長野から来られた女性が「私は登山が好きなんですが、先日は猪が目の前を猛スピードで横切ってビックリ。」「熊に遭遇した人の話も聞きましたよ。」
「そういえば安堵でも昨年は猿が住宅地に現れましたよ。」
業平道沿いの集落「高安村」の天満宮・・・その昔、村の娘たちは業平の目に留まり連れて行かれぬよう、顔にわざと釜の墨を塗り醜くしたという、いかにもプレイボーイの業平らしい逸話が伝えられています。
富雄川の西岸にある小さなショーウインドのお店。色々なものがありますが、今回は毛糸編みの可愛い動物などがユニーク。
黄色印は「駒塚古墳」聖徳太子の愛馬「黒駒」を葬ったと伝えられる前方後円墳。またピンク印は「調子丸古墳」黒駒の轡を取り、太子に仕えていた百済からの渡来人「調子丸(麿)」を埋葬したとの伝承がある円墳。どちらも斑鳩町指定文化財
上宮(かみや)遺跡公園 平成3年のふるさと創生の公園整備事業で発見された奈良時代の大規模遺跡群跡に作られた歴史公園
「青空に白い雲、満開の桜。何て素晴らしい景色でしょう。」「うっとり!」
歌碑めぐり 公園内には五つの歌碑がありますが、写真で撮ったものだけご紹介
いかるがの さとの をとめは よもすがら きぬはた おれり あきちかみ かも (會津 八一)
しなてるや 片岡山に いひにうゑて ふせる旅びとあはれ 親なしに なれなれけめや
さす竹の きみはやなき 飯に飢ゑて こやせる旅人 あはれあはれ (聖徳太子)
いかるがや 富の緒川のたえばこそ わがおほきみの み名をわすれめ (拾遺和歌集)
「あぁ良い汗 かいた。」「暑いくらいだった。」「名残りの桜じゃなく、満開の桜を堪能できた。」
「いろんな花があって、のんびりハイキングが楽しかった。」
「法隆寺しか知らなかったけど、沢山の見どころがあった。」「ありがとう」
「拙いガイドに、おつきあい頂きまして本当にありがとうございました。」
「これをご縁に、ハイキング情報誌などで安堵町を見つけたら是非おいでください。」
「どうかお気をつけてご帰宅ください。」「また、お会いできますように」安堵観光ボランティアの会一同
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