カテゴリー「安堵小学校の体験学習」の10件の記事

2019年6月17日 (月)

中家体験学習

中家体験学習

筍ほりと中家の見学    安堵小学校3年生58名・引率の先生3名

令和元年6月13日(木)   午前10時~11時35分


例年になく遅い梅雨入り前の青空のもと、母屋の大和棟が美しく見える中庭に元気いっぱいの笑顔が集合!

中家についての説明   

重要文化財の「中家住宅」は武家と農家(大庄屋)両方の生活を伝える歴史がある環濠住宅です。、ぼくたち、わたしたちの故郷「安堵」の宝ですよ。大きくなって、大学や会社など、どこへ行っても忘れずに誇りに思ってください。体験学習の良い思い出を作りましょう。

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勾玉かまど   見事に修復が完成した11基の「かまど」の写真(3枚)

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かまどの上部の天井    写真の中央左の四角い穴から煙出しの屋根へ

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かまどの説明   目を輝かせて話を聞くこどもたち。

江戸時代(200年くらい昔)に漬けられた梅干も見たよ!もっと古い天正時代のは容器にひび割れがあるため。見ることが出来ませんでした。

上部の黒光りする自然の樹のカーブそのままの太い梁は「煙返し」炊事場からの煙が座敷の方へ流れるのを防ぎます。

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持仏堂(正面)と 庫裏(右側)

中さんのお家の小さなお寺。庫裏にはお坊さんが住んでいました。「座り流し」や「持ち出しかまど」に興味津々。薄暗い庫裏の奥の床の間の掛け軸を見つけたこども。「何て書いてあるの?」「三????」視力が凄い!ガイドには良く見えません。「三世不可同」と書かれているような・・・。行書の達筆にお手上げ。老眼ということで勘弁してもらいました。

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いよいよ、筍ほり!   

環濠の内堀を囲む竹林へ。筍ほりと言っても「真竹」ですので、根元を足で蹴って折ります。手で引っ張ると、転んで怪我をするから注意してね。

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収穫の筍を手に内堀の橋を渡り、米蔵を通り母屋へ。

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中家の奥様のお話 
  
実際に住んで体験なさっている奥様のお話は、とても分かりやすく私たちガイドも感心して聞いていました。 


グループBは米蔵の日陰で


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グループAは母屋の土間にて

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天候の加減で、筍が少ないかと気をもんでおりましたが、一人2本づつは収穫があり、ほっとしました。筍は車で学校へお届け。徒歩で学校へ戻るこどもたちを見送り、今年の体験学習も無事終了。

午後からは、スタッフ一同で持仏堂・庫裏周辺の草とりや清掃。爽やかな風が吹き抜ける土間で、おもてなしの茶菓を頂きながら、「今年はこどもたちから、どんな感想文が届くかな?」と、奥様もご一緒に歓談の花を咲かせました。有難うございました。有意義な一日を過ごすことができました。

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2018年5月30日 (水)

中家での体験学習

中家 たけのこ堀りと古い建物「国の重要文化財」の見学
            
小学校3年生(40名)を対象に2グループで実施
  平成30年5月24日(木)

正門前にて、中家の歴史などの説明を聞く

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土間のまがたま型かまど・大きな梁の説明
        「上を見て!見て!…大きいなぁ」

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内堀を渡って
「いざ、たけのこ堀り」

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「気を付けて。」   「大きいのあるかな?」

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「あった!あった!」    「 ヨイショ」


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グループ 1
  「やった~!」「ほら、こんなのが採れたよ。」

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グループ 2
  「イェーイ!」「こんなに大きいよ。」 笑顔がいっぱい

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持仏堂 中家のお寺・庫裡には昔はお坊さんが住んでいました。

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最後に中さんの奥様に古い重要文化財の建物を守ってゆくことの大変
お聞きしました。
特に茅葺屋根の職人さんが高齢化していて、少なくなっているそうです。
楽しかった!ありがとうございました!

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2017年6月 8日 (木)

安堵小学校の中家体験学習

6月5日(月)に、安堵小学校3年生と4年生の中家体験学習が行われました。
昨年は茅葺屋根の葺きかえ工事が行われていたので、体験学習は行われませんでした。
2年ぶりの行事となります。

中家に到着です。

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門を入ると記念切手にもなった美しい大和棟の主屋が見えます。

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主屋へ入ります。
そういえば今の子供たちは「敷居をまたぐ」という言葉を知らないのかもしれません。
小さな子供たちにはちょっと高くてまたぐのは大変かもしれませんが、敷居を踏むと靴の泥が敷居について、戸を開け閉めしにくくなります。
だから敷居の上は踏まないでくださいね。
昔の暮らしの知恵でした。

母屋のなかには、11もの焚口をもつかまど(補修中)があります。
災害時の炊き出しもできるようになっています。
このかまどで一度に何十人、何百人?のご飯が炊けたかな?


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かまどといえば、持仏堂の庫裏にも置きかまどがあります。
水害などの時に持ち出して利用されました。

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さていよいよタケノコを採りに行きます。

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まずおいしいタケノコの見分け方と取り方の説明を聞きます。

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そして竹林の中へ。
あっ、あった!

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手と足も使って、ヨイショ! ぽきっ、採れたっ!!

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タケノコを持って、みんな笑顔で記念写真。

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今年はタケノコが少ないかもしれないと、中さんが心配しておられましたが、ちゃんと一人一本以上はありました。
とっても美味しそうなタケノコが採れました。

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最後に中さん宅の中庭に集まってご挨拶。

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中さん、
いつもこんないい体験の場を提供してくださって、ありがとうございます。
子どもたちの心に、きっと楽しい思い出として残っていくことでしょう。

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2016年6月 9日 (木)

安堵小学校3年生 窪田体験学習

5月27日、今年も安堵小学校3年生を対象にした、竹の子掘りの中家住宅体験学習の日がやってきました。
といっても、今年は中さんのお家は、30年に一度の茅葺屋根の葺き替え工事の関係で竹林に入れないことになり、そのかわり、ボランティアガイドさんの案内で中家と窪田の探検学習をすることになりました。

普段は何気なく通り過ぎていた身近な景色も、お話しを聞きながら歩いてみると、・・・・・・さあ、どうでしょうか。

1.中家の探検

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中家正面内濠前で、みんなそろっての集合写真、1枚目が1組で、2枚目が2組です。後ろは茅葺屋根工事中の母屋。

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内濠にかかる橋を渡る生徒。
「この橋、外れるんやて。なんで?」  「ここを泳いで渡ったら?」  「監視カメラ無いの?」
現代っ子ですね(笑)

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葺き替えの終わった茅葺屋根の美しい持仏堂の庭で。

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中家の奥さまに皆でお礼のご挨拶。「有難うございました」
「かまど」や「屋根葺き替え」など文化財修復の様子など垣間見る機会となりました。

2.中窪田の杵築神社

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鳥居をくぐりながらレポート板に、「きつき?」 「ひつき?」 「杵築・・・この字、難しいわ。」

仮名書きの生徒も、漢字の生徒もそれぞれ真剣な眼差し。

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十三重層塔の周でりで、この神社が大和川の河川改修工事で中窪田に移築された話を聞く生徒たち。

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杵築神社を後に、思い思いの感想を持って探検を終えたことでしょう。

この3年生たちが誕生した年に植樹岡崎川の桜並木の新緑を見ながら、高塚を経て学校への帰り路。写真では撮ることのできない、会話を少しだけご紹介しましょう。

「聖徳太子って飛鳥時代の人でしょう?」
「織田信長も知ってるね。」
「凄い! 良く知ってるね。」
「お兄ちゃんに教えてもらったんだ。」

この学習を機に、未来の 「観ボラガイド」が誕生しますよう・・・大きな期待が広がった学習ガイドの半日でした。


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そして、無事、安堵小学校に到着。生徒一同 「有難うございました」


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2015年6月10日 (水)

安堵小学校の中家体験学習

6月8日、今年も安堵小学校3年生を対象にした中家住宅体験学習の日がやってきました。
心配された天気も曇りですが、どうにかもちそうです。

ボランティアのメンバーは9時に中さん宅へ集合。
今年はタケノコは早く上がってきて、もう残り少ないそうです。
そういえば、今年は桜も早かったなあ、との声。

重要文化財のかまどの一つに火を入れ、試食用のタケノコを採ってきて、米ぬかを入れた大釜でゆでます。

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と、その時「カメが中庭で産卵している」との声が。
見に行くと後ろ足で器用に土を掘り、深い穴を掘って産卵の準備
をしていました。

周りで人が見ていても脇目もふらず一心に作業をしています。
穴が掘れるとそこにおよそ7~8個の卵を産んで、また後ろ足で
土をかけていました。

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中家は国の重要文化財に指定されている二重環濠住宅です。
家の周りはぐるっと濠にかこまれています。
その濠にはカメもたくさんいて、中さんのお話ではこういったカ
メの産卵をみかけることもたまにあるそうです。

10時過ぎにやってきた小学生のみなさんにも、このめずらしい光景を見学してもらいながら、中家の歴史や重要文化財についての紹介をしました。

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家の中に入って、かまどの前で昔の生活について説明します。
生徒たちからもいろいろな質問がでていました。
電気もガスもない昔の生活は、なかなか想像できないでしょうね


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みんながとっても楽しみにしていたタケノコ掘り。
歓声を上げて竹藪の中へ!

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「ここを持って、さあ引っ張って!!」

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採れたっ!!

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食べられないのはわかっているけど、どうしてもとりたいっ!

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自分のとったタケノコを手に持って、はいっ、記念写真です。
みんなうれしそう!!

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「虫に刺された~っ」
「どれ、おばちゃんが薬をつけてあげましょう」

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お待ちかねの試食タイム。
お行儀よく列に並んで順番に試食していきます。

ケチャップマヨネーズ和風ドレッシングのお味があります。
みんなそれぞれおいしかったけれど、今年は“和風ドレッシング
”が一番人気だったようです。

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最後に生徒のみなさんが声を揃えて、中さんと私たちボランティアのメンバーに「ありがとう」と言ってくれて、私たちもとってもうれしかったです。

すばらしい体験学習の場を提供してくださった中さん、どうもありがとうございました。

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2014年6月13日 (金)

安堵小学校の体験学習

6月12日木曜日、今年も安堵小学校3年生の中家住宅での体験学習の日がやってきました。

ボランティアのメンバーは、前もってタケノコ掘りの場所の見回りや整備、そして試食用のタケノコの準備です。
中家住宅(国の重要文化財)の中のかまどでタケノコを湯がきます。

むかしは11もの炊き口を使って煮炊きして、村人たちにふるまったこ
ともあっただろう中家の、庄屋としての大きさと責任も感じられる大かまどです。
本日はかまどの炊き口を一つだけ使います。

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先生に引率されて子供たちがやってきました。
中家住宅を取り巻く堀(環濠)にかかる橋を渡って門から住宅の中へ入
ってくると、まるで中世にタイムスリップしたよう。

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中庭で簡単な中家の歴史と、造りについての説明です。
二重の堀に囲まれた広大な屋敷、大和棟や水害の時に避難するために一
段と高いところに建てられた蔵など、実際に目の前で見るとわかりやすいですね。

茅葺屋根も珍しくて「草が生えている?」「あれはコケ?」などと質問

井戸も珍しかったようですね。

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建物の中の説明です。
かまどの煙が天井の煙出しから出てゆく合理的な昔の家の造りなど、昔
の生活の知恵と工夫を説明します。

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かまどは今の子供たちにはやっぱり珍しいでしょうね。
私たちボランティアのメンバーは、かまど経験はあるような、ないよう
な・・・?

さてお待ちかね、タケノコ採りの体験。
アッ、あった!
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こうして、こうやって。
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とれたっ!
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一人でも採れるよ。
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二人でよいしょ!
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この笑顔!!
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大きさ比べ「どんなもんだい!」
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残念ながらそんな大きなタケノコは固くて食べられないんだよ。
でも、うれしいよね。

タケノコの他にも、とても珍しいものが。
それはキノコの女王といわれるキヌガサダケ。
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全員が採ったタケノコを持って記念撮影です。

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朝から準備しておいたタケノコを試食します。
ケチャップ味、マヨネーズ味、ドレッシング味で、それぞれお好みの味
はあるけれど、みんなおいしかったそうです。
完食して、おかわりもありましたよ。

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自分たちで採ったタケノコは家へお土産に持って帰れるよう、まとめて学校へ届
けました。
お家の人にも今日の楽しい体験学習のことを話してくださいね。

そして、子供たちに貴重な体験の場を提供してくださった中さん、どう
もありがとうございました。

昼食後、ボランティアのメンバーで中家の持仏堂の周辺を掃除しました
落ち葉を掃いたり雑草を抜いたりしながら、文化遺産を維持管理するこ
との大変さを改めて実感しました。

その後、中さんの心づくしのお茶をいただきながら、ご当主自ら中家の
歴史の一端を語っていただきました。
系図を紐解きながら「ここがあの梅干しを漬けた時です」(約450年前
、織田信長の時代)などといわれると本当に長い歴史を実感します。

いろいろと興味深く勉強になったひと時でした。

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2013年6月20日 (木)

安堵小学校の中家体験学習2013

6月13日、安堵小学校3年生47人を対象に国重要文化財の中家住宅で、かまど体験と竹の子撮りの校外学習をスタッフ9人で実施。子供達の郷土愛が少しでも育ってくれたらという願いを込めて、今年で9回目になります。例年になく少雨で竹の子(真竹)の姿が少ないのが心配でした。

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まず米蔵で環濠住宅の中家の歴史を簡単に説明してから、クラス毎にかまど見学と竹の子採りに分散。中家には、中世武家屋敷で使用した国内最大級の勾玉状のかまどがどっしりと座っています。その内の一つを使い竹の子をゆがいている間に、昔の生活やかまどの働きの説明に耳を傾ける子供達。ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング味の竹の子を試食し、口々に「おいしい!」を連発。

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郷土の歴史を伝えることは、観光ガイドの大切な役目……です。

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電気もガスも無い昔は、こうして御飯を炊いたのです。


裏の竹やぶでは「缶さがし」の気分で数少ない竹の子の姿を探します。無事全員一本ずつ収穫し、クラス毎に記念撮影。竹の子を大切そうにかかえ、満足そうな顔、顔、顔、みんな良かったね。

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竹の子が採れた、その1

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竹の子が採れた その2

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竹の子が採れた その3

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そして仕上げはこの通り

 


例年の事ながら、地域に貢献出来る重要文化財でありたいという中家の願いがあって、初めて実現するこの活動。感謝感謝です。子供達の満足そうな笑顔を見て、私達もたくさんのエネルギーをもらった一日でした。

(追伸)去年、体験学習に参加した子供の感想文です。今年は送ってくれるかな。

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2012年6月11日 (月)

安堵小学校の中家住宅体験学習

今年も安堵小学校三年生の中家での体験学習の時期がやってきました。
もう8回目になります。

観光ボランティアのメンバーは、朝から生徒たちの掘るタケノコの上がり具合を見てまわったり、試食用のタケノコを炊いたりして準備しました

今年はタケノコの上りが遅くて数も少なかったので、生徒たちにはタケノコをほるのは一人1本にしてもらおうということになりました。
自然が相手ですから残念ですけどしようがないですね。

小学生たちが到着後、まず中庭で中家住宅についての簡単な説明です。

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中家は安堵町にある国の重要文化財だということ。
茅葺(かやぶき)屋根と瓦屋根がくみあわさった大和棟(やまとむね)
という造りの母屋と、まわりが二重の濠(ほり)に囲まれている二重環濠(かんごう)住宅という特徴を持っていること。
織田信長 (「知ってる」という生徒たちの声) よりももっと古い時代か
らの武士だったので、住宅もこんなにお城のような造りになっているなど、中家の歴史を紹介しました。

そのあと2班に分かれて、交互に住宅の中の見学とタケノコ掘りです

住宅の中には11も焚口のある大きな丸いかまどがあります。
円形になっているので、11も焚口があっても、真ん中に一人で座れば全
部の焚口の火をみることができるのです。

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かまどはもちろん、”火吹き竹”で火を吹いているところを見るのもめ
ずらしかったかもしれませんね。

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竹林では今年もめずらしいキヌガサダケが顔をのぞかせていました。

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あっ、タケノコ、見っけ!

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そうそう、手前に倒して!
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ヨイショ!
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ぬけたっ!!
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見てください! みんなの掘ったタケノコです。

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さあ、試食タイムですよ。

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ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング味があります。
どれがいちばんおししいかな?

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みんなの答えはどれも「めちゃ、おいしかった」でした。
中さんのお話では、今年はタケノコの上りが遅かったので数は少なかったけれど、そのぶん甘くておいしいタケノコになったそうです。

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最後に全員が大きな声で、中さんに「ありがとうございました」とお礼を言って学校へ戻っていきました。
楽しい思い出に残る体験学習の場を提供してくださった中さん、ほんと
うにありがとうございました。

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2011年6月13日 (月)

小学生、中家でタケノコ掘りの体験学習

今日は中さんのお宅で、安堵小学校の体験学習がありました。
今年で7回目になりますが、観光ボランティアの会もお手伝いです。

朝早くからタケノコを採って、かまどの一つを使って生徒たちの試食用のタケノコの準備します。
もう煮えたかな?

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生徒たちが到着です。
あいさつの後、まず重要文化財・中家の成り立ちと構造の説明です。

「ホラ、あの茅葺きの屋根と瓦の組み合わせが美しいでしょう?
大きな重い屋根を支えるためにも柱がたくさん入っていて、白い壁がいっそう美しく見えますね。」

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ふだんは火を焚くことがないかまどで、この日はタケノコをゆでています。
煙突のないかまどの煙を外に出す工夫や、昔の生活の様子を話します。

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そのあとゆであがったタケノコの試食です。
みんな大喜び。

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「どの味がおいしい?」
「ドレッシング!」「ケチャップ!」「マヨネーズ!」
それぞれみんな、おいしかったようです。

一方、中家の内堀を取り囲む広大な竹藪でタケノコ掘り。
昨夜の雨の後で、いたるところからタケノコが顔を出しています。
子供たちは歓声を上げながら、採り方を教えてもらって、生まれて初めてタケノコを掘る体験をします。

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よいしょ!

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採れたーっ! ホラ、見てーっ!!

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竹藪の中にはめずらしいキヌガサタケも顔をだしていましたよ。

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掘ったタケノコを並べています。
「これ、私が掘ったのよ」

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子供たちの掘ったタケノコは、まとめて学校へ届けました。
家へお土産に持って帰って、それぞれのお家で今日の楽しかった体験を話して、自分たちの掘ったタケノコをお家の人と一緒に食べられたらいいですね。

中さん、今日は本当にありがとうございました。

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2010年6月14日 (月)

安堵小学校3年生の中家住宅体験学習

ボランティアの会が安堵小学校の体験学習に協力するのも、今年で6回目になります。

朝早くから、中さんご夫妻に協力して、生徒たちの試食用のタケノコを先に採って、ゆでておきます。
重要文化財の中家のかまどは、年に2~3回しか火を焚きません。そのうちの1回が、この体験学習なのです。
子供たち、大事にされてますね。

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中庭で、メンバーが、中家についての説明をします。
 「屋根は大和棟と言います。
 茅葺きに白いしっくいと瓦屋根が美しいでしょう?
 壁をみてください。
 大きな屋根を支えるために、柱も普通の家よりもたくさんはいっているんですよ。」

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そのあと中家を取り囲む竹林で、おまちかねのタケノコ掘りの体験です。
生徒たちはタケノコを見つけては歓声をあげながら、掘り方を教えてもらって、大喜びで2本、3本と採っていきます。

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採ったタケノコを持って、記念写真。

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かまどの前で、昔の暮らしや家のつくりについての説明です。
子供たちからも活発な質問がありました。
手前の湯気を上げる大鍋の中で、タケノコが煮えています。

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さあ、試食です。
ゆであがったタケノコは、ドレッシングとマヨネーズ、ケチャップをかけていただきます。
とてもおいしかったようで、あっという間に、なくなりました。

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体験学習を終えて、生徒たちが学校へ戻った後、生徒たちの採ったタケノコを車に積んで、学校へ届けます。
家へお土産に持って帰って、今日の楽しかった体験を、お家のひとに話してね。

ボランティアのメンバーは、そのあと持参したお弁当を食べて、あと片づけとお掃除をして帰りました。

今日の体験が、子供たちのいい思い出になりますように!

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