カテゴリー「JRふれあいハイキング」の52件の記事

2022年12月11日 (日)

JRふれあいハイキング 安堵の里と大和川の道を歩く

JRふれあいハイキング

「安堵の里と大和川の道を歩く」

実施日時 令和4年12月4日() JR法隆寺駅改札前にて受付 9時半順次出発~14時20分順次解散

参加人数 参加者29名 + 観光ボランティア10名   合計 39

 

受付

雨の予報が曇り空ながら寒くもなく、絶好のハイキング日和。滋賀県などご遠方の方もいらして3グループの分かれて出発。

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天理軽便鉄道跡  JR法隆寺駅前の軽便鉄道法隆寺駅の遺構に向かう

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斑鳩町内の田の中の小道・・これが軽便鉄道の跡です。線路幅76.2㎝

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安堵町木戸池の軽便鉄道の橋脚跡を望む。

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西(法隆寺駅)から東(安堵)に続く橋脚土手

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軽便鉄道に並行してJR大和路線があります。丁度電車が・・・シャッターチャンス

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西安堵の庄司家安堵町登録有形文化財) 西安堵の環濠集落の説明中でしょうか?塀の角には道標が(次の写真)

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道標  右 ほりうじ(法隆寺)  左  すてんしょん(ステーション)

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飽波神社  

太子道沿いにある鳥居扁額「安久波社」の文字は陶芸家で人間国宝の富本憲吉が揮毫

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境内の木々の葉が赤や黄色の秋色に。

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「観光館・四弁花」

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展示室   熱心に見学。中でも灯芯に関心があったみたいでした。

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紫雲山 極楽寺  本堂 ご本尊「阿弥陀如来像」重要文化財

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松の樹の側が本堂  写真右手のお堂には「広島大仏」が。

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広島大仏のお堂へ入って見ましょう。

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御簾越しでお顔が見えにくいので、ドアを閉めてご覧になってください。

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極楽寺近くのお宅の屋根に飾り瓦が・・・建築の事はよくわかりませんが、白い三角壁は「破風」そこから延びた小屋根は「うだつ」でしょうか?いずれも防火、防災の為だそうです。飾りは守り神かな?  参加者の方が見つけて下さいました。

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高塚 聖徳太子が愛した鷹を埋めたとの言い伝えがある墳丘。以前は富本憲吉の作品「老樹」のモデルとなった栴檀の大木が在りました。右手の小さな祠には「観音菩薩」が祀られています。

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右手の聖徳太子モニュメントを眺めながら「中家住宅」に向かう。

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窪田の中家近くの畑で農家のご主人Tさんがミカンを収穫中。「こんにちは」と声をかけると中さんとこを見学に行かれるのなら」とハイキングの皆さんにと沢山の「夏ミカン」「柚子」などを箱に入れて道沿いに用意して下さいました。「見た目は悪いけど、どうぞ遠慮なく持って帰って下さい。」

参加者の皆さん「こんなの貰っても良いの?」「ママレード作るから3個良いかな?」「柚子は種だけ取り除いて丸ごと氷砂糖とビンに入れて置くと果汁が沢山出て重宝するよ!」「ひゃぁ、嬉しい」

 

Tさん ありがとうございました。皆さん大喜びでリュックへ詰めて帰られましたよ。

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中家住宅 重要文化財  

(中家のご厚意で、敷地内で昼食をとらせて頂きました。)

濠越しに入船の庭を説明  

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大和棟が美しい母屋外観

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萱の網代天井

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太い梁は「煙返し」と呼ばれかまどからの煙が座敷に来ない工夫

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勾玉状に並ぶ11基のかまど  いつもとアングルを変えて少し上から撮影

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米蔵の方から中庭越しに母屋を。

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小雨がぱらつく竹林を通り持仏堂へ。

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左手のミカンは「八朔」まだ時期が早そうです。

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持仏堂   竹林を通り抜けると庫裏が見えてきます。

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先祖を弔うための中家の寺(華蔵院・現在は廃寺)

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屋根の上の黄色の丸印のしゃちほこのような物は「マカラ」と呼ばれインド神話に出て来る怪魚

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中央の小さな土蔵には秘仏の「歓喜天」が納められています。歓喜天はインド神話の神。生駒の聖天さんも歓喜天が祀られています。

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上の写真左手にある樹。参加者の方が見つけて下さいました。

「猿猴杉(えんこうすぎ)」長い葉だけがつく所と短い葉だけがつく所が交互にあり、その形が「テナガザル」を連想させることから名づけられました。突然変異種で挿し木などで増殖。

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天神神社  「左下大明神」と呼ばれる筒井氏の氏神 石田氏・中氏に管理をを頼んだと言われる社。現在は中家でお祀りしております。

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馬場尻橋を渡り大和川南岸(川西町)へ

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曹洞宗 圓海山 南陽寺(南陽禅寺)

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扁額「圓海山」と記された山門の右側には「如是禅林」の木札が掲げられている。

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ご住職が焼香台を用意して下さる。参加者の中に中国の方がいらして「焼香」について質問。「自分自身の穢れを落とすために行われるもので、心身が清らかになってから仏や故人に向き合うと言う意味を持つ」とのお話に皆、熱心に聞き入る。

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ご本尊 釈迦牟尼如来

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馬場尻橋の川西町側で富本憲吉「大和川急雨」誕生秘話と当時の風景を説明

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下窪田 杵築神社  素戔嗚尊がご祭神(江戸時代には牛頭天王社と呼ばれていた。)

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地蔵堂  平安時代一木造りの地蔵菩薩立像が安置されている。

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笠目 御霊神社 御霊信仰とは(天災や疫病の発生を「怨霊」の仕業とみなし畏怖、これを鎮めて「御霊」とすることで平穏と繁栄を実現する)との考えに基づいたもの。当社の由緒は不詳。境内には天保6年奉献の銘文のある狛犬が残されています。

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ここでのお参りを最後に駅に向かいます。一日お疲れさまでした。最後に恒例のハイキング中のエピソードなどを少し。

四弁花で灯芯の現物に触って「ふわっふわ。これで和ろうそくが作れるんだ。」

2本のスティック歩行の男性「骨折してから無理かと思ってたウォークを楽しませてもらった。」

二人連れの女性「楽しく歩けて、お土産のミカンまで頂いて有難う。」「重要文化財の中家でお弁当食べられたのは、良い思い出になるわ。」

王寺から来られた中国の女性「焼香の意味も分かって良かった」「座禅も参加してみたい。」「ご住職からお菓子まで頂いて、ありがとうございました。」

お一人参加の男性「他所のウォークは、ひたすら歩くだけ。ここはガイドの説明もあり、のんびり楽しめた。」

杵築神社からの田園風景の中「何も無いけどこんな景色が見れるんですよ!」とスマホにあった安堵の夕焼け写真をお見せすると 「わぁ!いいなぁ、これは何よりの景色だ。」「本当に綺麗だなぁ。」

私たちも、皆さんとご一緒できて良い思い出を沢山作れました。またの機会に安堵へお出で頂けたらと願っております。気が付かなかった「猿猴杉」など調べて学ぶきっかけを作って下さり、ありがとうございました。

今年もあと20日で除夜の鐘。どうか佳い新年をお迎えくださいますよう、心よりお祈り申し上げます。

              安堵ボランティアの会一同

 

・・・来年のお知らせ・・・ 

令和5年4月9日(「斑鳩から安堵へ名残の桜を愛でる(善照寺の花まつりに参加)

 

 

 

 

 

 

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2022年3月31日 (木)

JRふれあいハイキング 「斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く」

JRふれあいハイキング

「斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く」

日時 2022年3月27日() JR法隆寺駅改札前 午前9:30集合  午後2:30解散

参加人数   参加 26名 + スタッフ 11名   合計 37

 

一週間前の天気予報では雨、桜の蕾は固く「どうしよう?」昨日は夜まで雨。せめて曇りにでもと祈るような思いで朝を迎えました。晴れています。暖かい春です。桜は微笑んで私たちを待ってくれているでしょうか?

 

ご予約いただいた皆さまが次々と集合してくださいました。

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法隆寺駅近くに残る 天理軽便鉄道遺構」

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「綺麗ね!モクレンかな?」 「コブシの花かも?」

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JR大和路線と並行して残る天理軽便鉄道跡の道を辿る

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田畑の中の軽便鉄道レンガ遺構

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「成福寺跡」聖徳太子晩年の飽波葦墻宮との伝承がある

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「上宮遺跡公園」 案内板 歌碑めぐり

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公園内の桜は少し控えめに開花

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駒塚古墳(写真左端の木立)  調子丸古墳(写真中央左の木立)

 聖徳太子の愛馬「黒駒」    黒駒の轡をとった太子の従者

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「新業平橋」 これから辿る業平道に因み「在原業平」の逸話などで盛り上がる

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「善照寺」   「冨生の松」

「見事な松!」「根が凄いね!」「せめて松葉に触って運気を頂こう!」

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境内の「寒緋桜」鮮やかなピンクが青空に映えて

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上ばかり見とれていたら足元にも大輪の「ラッパ水仙」が。

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本堂の裏庭にも色々な桜が・・・「薄墨の枝垂れ桜かな?」

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「広峰神社」 この地も飽波葦墻宮との伝承があります。

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無患子(ムクロジ) 逆光でしたが何とか撮れました。

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ちょっと待って。無患子は高木で落葉樹のはず。

上の写真の無患子の実は高い木の上から落ちて他の木の葉に引っかかっていました。

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「業平道」から「法隆寺五重塔」写真の中を眺望

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安堵町内の業平道を天理方面に向けてウォーク

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「岡崎川①」北から南へ ソメイヨシノ・雪柳・水仙

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「ワー!綺麗。この橋の上から見たら最高。ちょっと写真を。」

「青い空、ピンクの桜、真っ白な雪柳、金雀枝の黄色が水面に映って絵のよう。」

「車が通りますよ。気をつけてください。」 「何よりのお花見ウォーク日和」

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「凄い工事だね。何ができるの?マンション?」 「物流施設らしいですよ。」

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「岡崎川②」東から西へ安堵中央公園沿いの並木道  提灯の短冊には町民の願いが書かれています。

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「亀が居る!ほら、あそこにも」  「鯉もいますよ。水鳥も遊びに来ますし」

川辺のブロックで暖かな陽射しを受けて甲羅干し。写真では見えにくいのが残念。

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***安堵中央公園での昼食タイムを終えて午後のウォークへ***

 

「御霊神社」 御霊信仰に基づいて創建されたものだが由緒などの伝承不明。境内に天保6年の狛犬がある。

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「この樹、倒れているの?」「でも、根っこが地中について枯れては無いよ。」

「風が強いのでどの樹も斜めになってるみたいですね。」 「風も樹も自然の力って凄いなぁ。」

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富雄川沿いの桜並木の堤防へ

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「いい気持だ!」「来て良かったなぁ」

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「もうすぐ駅ですよ。お疲れではありませんか?」

「大丈夫。春を満喫しました。」 「暖かく何よりだったね。」

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「楽しかった。ありがとう。」 「また、いらしてくださいね。有難うございました。」

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皆さまのおかげで素敵な楽しい一日を過ごすことができました。道すがら「土筆」や「すみれ」を見つけて喜んでくださった女性グループ。 「安堵町の安堵の由来は?」 説明した諸説の中で 「私は聖徳太子さんが法隆寺が見える此処にきて『安堵した』の説が一番好きやわ。」 歩きながらの会話も印象に残りました。

まだまだコロナ禍・ウクライナのニュースなど悩ましい事が多い世の中ですが、お元気でお過ごしください。またお会い出来る日を心待ちにしております。次回の予定が決まりましたら、このブログでもご案内させて頂きます。是非、ご参加ください。   安堵観光ボランティアの会 一同

 

 

 

 

 

 

 

 

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2021年12月10日 (金)

JRふれあいハイキング 晩秋の斑鳩から安堵町へ

JRふれあいハイキング 晩秋の斑鳩から安堵町へ

「聖徳太子ゆかりの地と紅葉の竜田公園」

令和3年12月5日()JR王寺駅中央出口 9:30 受付・出発       JR法隆寺駅 14:30到着予定 順次流れ解散 

参加者 20名 (2グループに分ける) スタッフ11名 (午前と午後で担当を引き継ぐ)

 

王寺駅 受付

雪丸も感染予防マスク着用もちろん参加の方の検温・消毒は実施。
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圓通山 融念寺

予定には有りませんでしたが「タモリ」の番組で紹介されていました。事前予約が必要ですので、門前にて少しだけガイドを。平安時代の地蔵菩薩と観音菩薩像は大変立派な仏像です。
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神岳神社(かみおかじんじゃ)

急な坂道と階段を登り三室山中腹の神社へ。延喜式の神名帳に記載がある古代の神奈備としての信仰の地かと推測される。

「暖かくなって来たなぁ。上着を脱ごうか!」

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奉納された数々の絵馬が納められた絵馬堂
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神社拝殿 奥の一段高いところに白壁に囲まれた本殿が有る
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ゆるやかな坂道を登り三室山頂上
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山頂に到着 皆さんスマホカメラで撮影

「わぁ綺麗。向こうに見えるのは信貴山?生駒山ですか?」

「桜の三室山も綺麗だけど 紅葉もいいね」
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竜田公園

紅色の堂山橋の向こうは龍田城跡へと続く道
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「わぁ~大きなドングリ見つけた!」 紅葉の落ち葉をそっと拾い上げたりしながら晩秋を満喫
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色鮮やかな紅葉の木洩れ日のなか、片桐且元の居城跡で歴史のロマンを偲ぶひととき
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龍田神社

龍田大社に対して新宮・龍田神社と呼ばれ、聖徳太子・法隆寺とのゆかりの深い神社。
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境内には「金剛流発祥の地」の碑や県の記念物に指定された蘇鉄の巨樹がある。
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新年のしめ縄作り・・・熟練の技を若いひとに指導・伝授
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真剣な眼差しで小さなしめ縄を作って行く若いひと。見学する方も思わず力が入り、新年に向けての新鮮な気持ちになった。
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藤の木古墳

6世紀後半に築造された直径約50m以上・高さ9mの円墳。国の史跡指定を受け、出土品は国宝に指定された。被葬者については諸説あるが定説はありません。
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斑鳩文化財センター

斑鳩町の貴重な文化財を調査・研究し情報を発信する拠点。建物内の展示ブースは藤の木古墳を内部を模して作られ、出土した副葬品のレプリカが展示されている。玄関脇にある朱塗りの箱みたいな物は古墳内部にあった家型石棺のレプリカ
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・・・・・昼食タイム。ここからは午後の担当者に引き継ぎます・・・・・

 

上宮遺跡公園

平成3年のふるさと創生の公園整備事業で発見された奈良時代の大規模遺跡群跡に作られた歴史公園。
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ガイドの説明を聞く皆さん・・・マスクを着用しソーシャルディスタンスを守っってコロナ対策はバッチリです。
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出土した遺跡についての説明。「整備されていますね。満点星(どうだんつつじ)の赤がとても綺麗。」
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公園内の歌碑のひとつ「ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれなゐに みずくくるとは」詠み人の在原業平は平安時代前期の歌人で六歌仙・三十六歌仙のひとり。美男子の代表格で伊勢物語の主人公と言われています。
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高安天満宮

業平が河内(八尾)高安の姫のところへ通う道筋にある村落。娘たちは業平に連れていかれぬように鍋墨を顔に塗りわざと醜くしたそうです。後の村人たちは業平のことを忘れないよう地名を「高安村」と改めたと伝えられています。ちなみに地区内の富雄川に架かる橋は「業平橋」と名づけられています。
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天満宮へお詣り。願い事は何ですか?
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龍華山 善照寺

応仁元年に創建された浄土真宗本願寺派の寺院。江戸中期に本山から寺号と康雲作の阿弥陀如来像(本尊)が下賜されたと伝えられています。境内の「冨生の松」は根上がりの松とも言われ縁起が良いと商売人などから信仰を集めました。本殿回廊の端にある「半鐘」も秀作とされ、蓮如上人直筆の六字名号(南無阿弥陀仏)は寺宝として保管されています。
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きらびやかな本堂の内陣
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冨生の松   

写真は今年の10月17日の住職継職奉告法要の時。緑の松が色鮮やかな五色の幕や仏旗に映えたいつもとは違う美しさをお届けしたくて、ブログに掲げさせて頂きました。

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広峯神社

聖徳太子とゆかりのある神社で町内の飽波神社の従前地と伝わっています。神社の前を東西に通る道は「業平道」と呼ばれ、鳥居の傍らには「業平姿見の井戸」がひっそりとあります。
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無患子(ムクロジ)の実を拾って見せ合って、ちょっと楽しげ綺麗に掃除された境内に落ちている実はほんの少し・・・。
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太子道    

聖徳太子が往来した斑鳩宮から飛鳥の小墾田宮へと続く約20kmの道。条里制の南北方向の地割りに約20度傾いているので、「筋違道」とも呼ばれている。道沿いには太子ゆかりの伝説が多く残っている。写真左側のとんがり屋根の「安堵こども園」に沿って南(写真奥の建物の方向)へ続く町内の太子道の説明
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ここから後は西安堵環濠を見て・・・と最終の段取りを説明。
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雲が多くなって来ましたが、雨の心配は無さそうです。雲の下に見えるのは金剛・葛城・二上の山並みでしょうか?見る方角で山の景色がちがいますね。
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天理軽便鉄道跡・木戸池遺構

池の周辺の草刈りのお蔭でで、ひっつき虫(雑草の種)の心配もなくフェンスの傍まで近づき遺構を見ることができました。(写真左側フェンスの上)の水面にある堤防。あの上を軽便鉄道が走っていました。途中で途切れた所は小さな鉄橋でした。
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写真はこれで終りです。

 

・・・・・まとめの感想・・・・・ 「赤文字」は参加者のお声

軽便鉄道跡を歩きながらお一人の無口な男性がボソッと漏らした言葉が印象的でした。

「『ドラえもんのどこでもドア』が無くなっている」

「斑鳩(アルミサッシ会社)の屋上に設置された「何でもドア」当時はネットや新聞でも随分話題になりました。いつなくなったのかなぁ?私が気づいたのはひと月ほど前だったような気がしますが。どうしたんでしょうね。

「軽便鉄道の線路跡の様子が変わっている。」

私有地が多いので変化は多いと思う。何回も参加なさっているとおっしゃる方の鋭い気づき。もしかして安堵観光ツアー(?)のファンかも?と思いながら確かめられなかったのが残念。他の方のお声もいくつか ご紹介致します。

「歩くだけでなくガイドさんが詳しく説明してくれて良かった」

「200円の参加費は安い。もう少しアップしても良いのでは!」

「また来ましたよ。これで2回目です。」

「コロナ禍で巣ごもり生活でしたが、紅葉も見られ気分転換が出来ました。」

 

リピターの方もご参加下さり嬉しいことです。背筋を伸ばさなくてはと今更ながらに反省。三歩進んで二歩下がるでも前進しなくては。年末年始を控え新型ウィルスのオミクロン株が国内に侵入。お互いに基本のコロナ対策を実行しながら元気で年を越せますよう。そして来年も笑顔でお会いできる日を楽しみに!ありがとうございました。安堵観光ボランティアの会 一同

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2021年4月 1日 (木)

JRふれあいハイキング 斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く

JRふれあいハイキング

「斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く」

令和3年3月28日()  JR法隆寺駅改札前  9:30~順次出発

 

今年の桜は開花予想のとおりの花便り一方ではコロナ第4波の兆しと共に雨の天気予報も的中。 

参加予約申し込みの受け付けもキャンセルの連絡などが相次ぎ参加者は町内参加者6名を含む10名と少し残念な出だしとなりました。


法隆寺駅改札前受付  

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駅近くの桜を見上げ「このまま空模様なら良いのにね」

  「どうか雨が降って来ませんように」

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塀越しの桜のあぜ道を「上宮遺跡公園」へ

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上宮遺跡公園

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公園内の歌碑めぐり

「ちはやふる かみよもきかず たつた川 からくれなゐに 水くくるとは」(在原業平)

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満開の桜

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歌碑めぐり

「しなてるや 片岡山に いひにうゑて ふせる旅びとあはれ 親なしに なれなれけめや さす竹の きみはやなき 飯に飢ゑて こやせる旅人 あはれあはれ」(聖徳太子)

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善照寺  冨生の松 太鼓楼 蓮如上人像

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鐘楼 戦時中に供出された釣鐘が終戦を迎え無事に帰って来たので「幸運の鐘」とも。八重桜の開花も間近

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本堂へ手を合わせ、雨が降らぬ内にと先を急ぐ

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陰陽師 蘆屋道満ゆかりの 
夜法会(ヤップ山)

道満の墓所とも屋敷跡とも伝えられている

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広峰神社  

このあたりは古くから飽波と呼ばれ聖徳太子ゆかりの「飽波蘆垣宮」との伝承も有る

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広峰神社から東西へ延びる「業平道」案内板

「伊勢物語」のモデルとも言われる在原業平のエピソードを語るガイド

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岡崎川の桜並木  曇り空が泣き始めました

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桜と雪柳、黄色く垂れているのはエニシダでしょうか?

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安堵中央公園 東屋にてランチタイム

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「雨のなかの桜も風情があるね。」

   「晴れてたら最高だったのに!」

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岡崎川に別れを告げて
笠目の富雄川堤防

コロナで地域の桜まつりも中止。せめてぼんぼりと地域の人が!

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笠目「御霊神社」 伝承が残ってなく由緒は不詳

境内に天保6年奉献の銘文のある狛犬がある

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少人数ではありましたが、私たちにとりましては貴重なお客様。静かな春雨の中をご一緒に満開の桜を愛でながらのウォーキングは心に残る時間となりました。ありがとうございました。

コロナ第4波も取りざたされていますが、どうぞお元気でお過ごしください。またお会いできます日を心待ちに致しております。  安堵観光ボアンティア一同

 

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2021年3月21日 (日)

JRハイキング追加申し込みの受付に関するお知らせ!

R3年3月28日 JRふれあいハイキング 

「満開の桜の道を歩く」

  追加申し込みの受付に関するお知らせ!

お水取り・お彼岸と日を追うごとに春の陽気が満ち溢れ、桜の花咲く日が待たれる今日このごろ

皆様には、お元気で日々お過ごしのことと存じます

表題の件、コロナ禍の中にも関わりませず野外での活動とあり早速のお申込み頂き有難うございました。

定員にはまだ少々ゆとりがありますので、ご希望の方は下記の連絡先までご連絡いただければ幸いです。

なおいつものように当日受付も可能かと思われますので是非、多数のご参加を一同お待ち致しております。

申し込み連絡先 携帯 090 9619 2010  (大西)

      安堵町商工会 0743  57  1524                             

                                以上

 

 

 

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2020年12月 9日 (水)

JRふれあいハイキング 安堵に残る戦国史跡 「筒井順慶の足跡をたどる」

 JRふれあいハイキング

安堵に残る戦国史跡  「筒井順慶の足跡をたどる」

    

令和2年12月6日() 9:00~受付  JR法隆寺駅改札前    9:30~順次 出発

              14:00~    JR大和小泉駅 到着   順次 流れ解散

 



朝夕はさすがに冷えますが、昼間は暖かい陽ざしに恵まれコロナ禍を吹き飛ばすようなハイキング日和の中、各地から多数ご参加頂きました。

参加者 52名  スタッフ 14名   合計 66名

 

 

受付では色々なお声を聞くことができました。検温・消毒などの傍らで他のスタッフが対応。 

    (参加者の声)   (スタッフの声)

「『安堵』の地名の由来は?」

「『聖徳太子ゆかりの飽波葦垣宮が在った』『垣根に囲まれた安らかな土地』『法隆寺が見える所まで帰って安堵した聖徳太子の気持ち』『阿土・・低地を意味する』」などなど由来する諸説があります。 

「安堵が大好きでいつもブログ楽しみにしています。私のリュックの写真が載ってましたよ!」

「ブログご覧頂いてるのですね。有難うございます。励みになります。」

「安堵町って奈良県の何市?」

「生駒郡4町の中の一つ。西和7カ町の合併が上手くいかず自助努力で頑張ってます!」

「大和郡山市との合併 無かったんだね。」

「中止が多い中で、問い合わせしたら実施とのことで嬉しかった!」

「ご参加ありがとうございます。一日お楽しみください。」

 


法隆寺駅改札前 受付

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「さあ、1班出発しま~す!」

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「この道が天理軽便鉄道跡です。」

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「屋上にある赤い扉。あれは『なんでもドア』と言う名前で会社の皆さんの物づくりの思いを表したとのことです。」

「あっ!少し開いているいるね。ドラえもんの『どこでもドア』だったらいいのにね」

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「ここが天理軽便鉄道の木戸池遺構です」

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JR大和路線の南側(写真手前)天理軽便鉄道橋脚跡が残る木戸池の中の堤防

「あの堤防の上を電車が走っていたの?」「ほんとに狭いよね。ビックリ!」

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天理軽便鉄道「大和安堵駅跡」付近

「僕らこどもの頃、もう駅は無かったけど、この通りにはいろんな店が在ったんですよ。今は何にもないけれど!」

「へぇ~。もともとは駅前商店街やったんですね?!」

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安堵城跡  (写真は八王子神社)

「現在の町役場南側から歴史資料館への一帯が安堵城があった場所です。江戸時代には土塁があちこちに残っていたそうです。筒井氏と姻戚関係にあった安堵氏は筒井氏家臣として安堵城を本拠に松永久秀と戦いましたが、1569年落城しました。」

「戦国時代、安堵町に松永久秀に敗れた武士がいたのですね。『安堵氏』初めて聞いた名前。」

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妙知山 大宝寺 

「筒井氏家臣である安堵氏の持庵であった経緯から境内には『筒井順慶供養塔』が残されています。」

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大宝寺境内

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安堵町文化観光館「四弁花」広場より安堵城別館(後方左手の建物)

「安堵氏の居城であった安堵城の別館と言われています。後に人間国宝第1号となった陶芸家富本憲吉の生家として旧富本憲吉記念館になりました。現在は料理旅館『うぶすなの郷TOMIMOTO』となっています。」

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平楽寺  

「聖徳太子開祖の古寺を順慶の叔母ヲコイ(良明比丘尼)が再興したと伝えられてます。現在は廃寺となり「地蔵堂」として地域の寺垣内の人々が管理しておられます。これからは歴史民俗資料館に仏像などはお預かり頂くことになりますので、今日お会いできますのも仏縁かと・・・。ごゆっくりご覧ください」

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「ありがとうございます。中に上がらせていただいて、しっかり仏像を拝見できました。地元の方々の努力で守られてきたのですね!」

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案山子公園の聖徳太子にご挨拶 「わぁ!大きい!」 「信号を渡れば窪田です。」

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窪田の 杵築神社  「杵築神社っていくつも有るの?」

「安堵町では二社。午後から行く大和郡山市には五社あります。」

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「綺麗な紅葉!ちょっと写真撮りますね。」  「ごゆっくり」

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馬場塚  武田家家臣「馬場美濃守信房」の供養塔と伝わる。

「なんで、武田の武将の供養塔が安堵に?」  

「信房の子供あるいは甥の信久が建立したなど、諸説ありますが、歴史のロマンかと思われます。」

「この辺りには『馬場姓』が多いんですよ。」

「この石の銘文の拓本はとれないの?」 

「文化財に指定されてますし、保護・保存上からも許可がでないと思いますよ。」

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天神神社(別称 五梅宮・左下大明神) 

「筒井氏の氏神として筒井城内に祀られていたものを窪田の地に勧請。中氏が祭祀を受け継いだと伝えられている。窪田には化粧水として大和川の水利権が与えられ、勝手に取水した上流地区からの詫び状などからも当時の様子が窺えます」

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中家住宅 

母屋の大和棟と二重環濠などの特徴があり、国の重要文化財に指定されている。

「中氏は筒井一族であった窪田氏の子孫で窪田一族の中心的存在から『中』姓を称するようになったそうです。現在の屋敷は江戸時代と推定されますが、石垣など戦国時代の窪田城の流れを汲むものです。」

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(写真は勾玉状のかまどから母屋の上がり框を)中家に伝わる天正の梅干しなどを見せて頂く

「優しい笑顔の奥さまですね。」「個人のお家としての維持管理。さぞかし大変なご苦労があるのでしょうね?!」

「先人から受け継いだ文化財遺産・そして何よりもその心を大切になさっているからだと、いつも頭がさがる思いです。」

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内堀と外堀の間の竹林を通り抜け持仏堂へ

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持仏堂(正面)と庫裏(右手)  「立派なもんだなぁ!」

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・・・昼食タイム 「東窪田自治会館」 写真が無いのが残念ですが、いろいろな会話が・・・

「儂なぁ、昔ここいら辺りをプロパン配達して回ってたんよ。懐かしいなぁ」

「往復の電車賃も要るし、出来るだけ無料か安い所を探して参加してるんやけど、今日の300円は値打ちあるわ。」

「中家拝観させてもらって、これだけ盛りだくさんな内容で大満足です。」

「ここの使用料も要るんでしょう?」

「少し厳しい運営ですが、皆様の喜んで頂けるお声で満足です。営利目的ではないボランティアですので、元気でご一緒に歩けることが嬉しいです。」

 

 

良福寺文殊堂 ご本尊「獅子に乗った文殊菩薩座像」は奈良県文化財に指定されている。

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大和郡山市椎木の「杵築神社」 

拝殿奥の本殿は室町中期建立。本殿北側の経蔵(天文23年・室町時代)の棟木銘あり。

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光堂寺  杵築神社の北側にある真言宗寺院。聖徳太子創建と伝えられている。

いつも閉まっている本堂の上部扉が開いていました。たまたま年末の掃除の最中とのこと。幸運でした。

「どうぞ、御本尊の『薬師如来坐像』や『四天王像』を御拝観ください」とのお寺様のお声に縁側まで上がらせて頂きました。

「四天王ってどれ?普通は本尊の四隅に立っている持国天・増長天・広目天・多聞天のことだよね。どこにあるの?」

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本堂奥のご本尊に並んでずらりとある仏様。

「十二神将もいらっしゃるようだし、どれがどれやら勉強不足でごめんなさい。わかりません。」

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汗ばむほどの陽気の中、小泉駅が見えてきました。間もなくゴール!

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「お気をつけて、お帰りください。又のお出でをお待ちしていま~す。」      

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「無事、全行程を終了。」   「ありがとうございました。」

「コロナ禍に負けず良い新年をお迎えくださいますよう、お祈り申し上げます。」

                安堵観光ボランティアの会一同

 

  ・・・・・ 次回の お知らせ ・・・・・

R3年3月28日( 歴史ウォーク「斑鳩から安堵の里へ 満開の桜を歩く」

定員50名の予約制ですので、宜しくお願い申し上げます。

詳細はJRハイキング情報誌及びこのブログにてお知らせ致します



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2020年9月28日 (月)

JRふれあいハイキング 斑鳩から安堵へ聖徳太子の道を歩く

JRふれあいハイキング

斑鳩から安堵へ 聖徳太子の道を歩く 

 

令和2年9月26日()午前9時~9時半 JR法隆寺駅改札前 受付➡午後3時 JR大和小泉駅 解散予定

参加人数 51名 (入館希望者 31名・ウォークのみ 20名) 及び スタッフ 11名

 

 

JR法隆寺駅改札前 受付

コロナでいろいろな活動が制限される中 少し不安もありましたが、ようやくJRハイキングを再開することができました。

時節柄 何人の方にご参加頂けるか?体温測定など手さぐりのコロナ対策をしながらの受付で ご迷惑をおかけしましたが、片手をあげて「来たで!」リピーターの方、「問い合わせの電話をしても中止が多い中で、『実施します。』と言う返答が嬉しかった」とのご参加者のお声に、スタッフ一同思わず笑顔が。 

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天理軽便鉄道 新法隆寺駅跡近くの遺構

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斑鳩の田の中・小さな溝にあるレンガ遺構

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溝脇に咲いていた「露草」

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「天空のドア?」➡ 本当の名前「なんでもドア」 

サッシドアメーカー(株)斑鳩 寺西社長の遊び心で社屋の屋上に設置されたドア。新聞やネットで評判になり驚いていらっしゃるそうです。ドラえもんの「どこでもドア」をヒントに、自分たちには「なんでも作ることができる」と言う社員たちの気概から「なんでもドア」と命名。ドアの一部が天空に向かい少し開いているのが魅力的ですね。

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振り返ると屋上の「なんでもドア」が遠くに見えました。

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法隆寺を遠望できるポイントから ピンク〇の中、見えるかな?

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広峰神社 鳥居と無患子(ムクロジ)の木

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「武者絵の絵馬が掛ってる!」薄暗い拝殿を覗きこんだ人の声

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参加者の皆さまにプレゼントのストラップ。コロナへのお守りになれば幸いです。

「大切にします!」とのお声も頂きました。

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善照寺  

冨生の松(根上がり松)  「こんな種類の松が有るんですね。ビックリです!」

 

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本殿を見学  「歴史を感じる古刹だね。」

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「見て!絵天井よ。」

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飽波神社 

正面鳥居の「安久波社」の扁額は 陶芸家(人間国宝)富本憲吉 の揮毫

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昭和58年、県の有形民俗文化財に指定された「なもで踊り関係資料」説明

「なもで踊りの歌」披露 「お聴き頂きありがとうございました。」

「テープでは無く 生の歌は心が伝わって良かった!」

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安堵町歴史民俗資料館

「わが宿の萩咲きにけり散らぬ間に はや来て見べし奈良の里人」(万葉集)

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白い彼岸花  資料館まえの古代米の稲穂の傍に咲いている。赤は例年より遅め。

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極楽寺   本殿 ご本尊 重要文化財・阿弥陀如来像 

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本殿東のお堂には「広島大仏」と呼ばれる阿弥陀如来坐像が安置されている。

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案山子公園  聖徳太子像(目線の先は法隆寺)の周りの案山子

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芸術の秋! 案山子公園でも人気の額縁からミレーの「落穂ひろい」鑑賞。

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中家住宅  正面より門屋及び茅葺屋根の主屋を望む

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大和棟と白壁の飾り柱の美しさが日本の民家シリーズ・記念切手にもなっている。

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中家奥様が天正時代からの梅干しなどの説明を!

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勾玉状のかまど 11基もあるのは珍しいそうです

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持仏堂   敷地内にある中家のためのお寺(現在は無住職)

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「昔、一度訪れたが、大切に守り継がれた変わらぬ中家の姿に会えて嬉しかった。来て良かった。」

「梅干し・かまど・持仏堂などなど中家のすべてに感動!」と入館された方のお声が心に残りました。 

 

 

額安寺(かくあんじ)  注:がくあんじではありません

聖徳太子が建立した学問所 熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)が始まり。

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「本堂の十一面観音像に残っていた彩色が美しかったのに感動しました。」

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推古神社  御祭神 豊御食炊屋姫命(推古天皇)

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本殿は全長40mの前方後円墳(推古神社古墳)の上に建てられている。

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椎木町の杵築神社

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本殿は 檜皮葺き三間社流れ造り県指定文化財

本殿脇の「宝蔵の鍵がはずれそうで、盗難にあわないか心配です。」とのお声も頂きました。

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光堂寺  杵築神社と同じ敷地にある聖徳太子が草創したと寺伝にあり。

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椎木町の出雲寺(右側の〇の屋根)厳島神社(左側の〇の鳥居)

行程より離れていたので厳島神社の説明を。ご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で神仏融合で弁財天と称されている。9月28日には弁財天祭りが地元の人々により今も行われている。「私ら女は玉垣の中へは、入られへんのよ。」と以前、地元の方から伺ったことがあります。女神さんヤキモチ焼きなのかな?

稲穂が黄金色に垂れる田園の向こうを見ながらつぶやくような参加者のお声。  

「大きなお寺や神社より地元の人が大切に守っている小さなお寺や神社の方が好き」

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「ハイキング日和でガイドさんの説明付のウォーキングを心から楽しみました。説明なしのウォークが多いので とても嬉しかった」

「コロナ鬱が吹き飛び、気持ちが晴れ晴れ!」

「予定時刻通りに小泉駅に着いたのはさすがだね。行程プログラムもしっかりで安心して参加できるよ」

 

随所で皆さまの生のお声を耳にして、「思い切って実施して良かった。」 不安が半分だったスタッフ一同の偽らざる気持ちです。「ありがとうございました。」

次回のJRハイキングは12月6日(日)「安堵に残る戦国史跡・筒井順慶の足跡をたどる」

たくさんの方のご参加をお待ちしております。   安堵観光ボランティアの会一同

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020年9月 7日 (月)

JRハイキングのお知らせ

*JRふれあいハイキングのお知らせ

聖徳太子の足跡を訪ねて

    斑鳩から安堵へ 古代ロマンの道を歩く

 

上記ハイキングにつきましてはコロナ禍の影響も有り 開催の可否を検討致しておりましたが、リピターの皆さまから嬉しいお声も頂き予定通りの日時で内容を一部変更(密を避けるため 見学中止など余儀なくされた点は ご理解の上、何卒ご容赦ください)・実施することになりましたので、当ブログにて改めてご案内いたします。

 

 

実施日  令和2年9月26日(土)  

集合・受付場所  大和路線 法隆寺駅改札出口  解散 大和小泉駅

受付時間 午前9時~9時半順次出発) 昼食ご持参下さい(駅にコンビニ有り)

参加費  ウォークのみ300円 ・ 入館希望2か所ウォーク500円

受付時に検温(出来れば自宅で体調確認・検温して来てください)各自マスク着用をお願いいたします。

  資料 無患子(ムクロジ)ストラッププレゼント

 

コース

法隆寺駅 出発 → 天理軽便鉄道跡(新聞掲載の企業「斑鳩」天空のドア》)→ 

広峰神社・善照寺 → 飽波神社(なもで踊り見学中止・なもで踊りの唄のみ御披露)→ 

資料館(灯芯ひき中止・入館者資料展示自由見学・トイレ可)→ 極楽寺

       🎄🎄  昼食(中央公園・トイレ可) 🎄🎄

中家住宅(入館者は母屋から持仏堂へと通り抜け)→ 額安寺(境内見学・トイレ可)→ 

推古神社 → 光堂寺・杵築神社→ 大和小泉駅 解散

 

皆さまと久しぶりの再会を楽しみに 爽やかな秋風の中 ご一緒に歩けますことを祈りつつお待ち申し上げております。

                  安堵観光ボランティアの会 スタッフ一同

 

 

 

 

 

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2020年9月 5日 (土)

活動再開のお知らせ

 

安堵観光ボランティアご利用のみなさまへ・・・活動再開のお知らせ  

 

9月の声を聞いても、残暑とコロナの終息の気配もなく、台風や地震・首相辞任のニュースなど心の安らぐこともありません。

3月5日のブログにて桜のハイキングの中止を緊急でお知らせして以来の御無沙汰で申し訳ありません。

みなさまには、お変わりなくお健やかにお過ごしのことと存じます。

JRの情報誌に記載の9月26日のJRハイキングは予定通り、実施することになりました。詳細については情報誌に準じますが、9月8日このブログで改めてご案内いたします。

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爽やかな秋風の中、皆さまとの再会と会話を楽しみに一同心よりお待ちしております。

                                令和2年9月5日     安堵観光ボランティアの会 一同

 

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2020年3月 5日 (木)

緊急お知らせ

緊急お知らせ

連日のように報道されている新型肺炎(コロナウィルス)の状況を考慮いたしまして、来る4月4日(土)に予定しておりましたJRハイキング 満開の桜の道を歩く」は残念ながら中止することになりました。

せっかく楽しみにお待ち頂きました皆様には、まことに申し訳ございませんが、お詫びしてお知らせ致します。

弥生とは言いながら寒暖差の激しい日々が続きます。 花粉症や風邪 新型肺炎などには くれぐれもご注意のうえ 皆さまの笑顔が桜のように開く春をお迎えになられますよう 心よりお祈り申し上げます。

せめて昨年の三月末の写真をご覧ください。

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